格言「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」を胸に刻め!欲しいものは自分でつかみ取れ!【英語・元ネタ解説も】
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」という言葉があります。
「欲しいものは自分からつかみ取る努力をしなさい」という意味です。
ただ「欲しい、欲しい」と言ってるだけで何もしないでは欲しいものは手に入らないという捉えかたもできます。
今回は胸に刻みつけておきたい言葉「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」について紹介していきます。
- 1. 「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」はアニメ『交響詩篇エウレカセブン』の中のセリフの一つ。誰の言葉?
- 2. 「周りの人にやってもらおう・してもらおう」という期待と甘え
- 3. 欲しいものは自分で掴み取るんだという意識
- 4. 「欲しいものは自分で掴み取るんだ!」という意識を持つと、願望が目標に変わる。目標に向かって突き進む覚悟を持つ
- 5. 「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」の元ネタとなった故事成語と「与えられん」の部分の解釈
- 6. 「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」は英語では?
- 7. 交響詩篇エウレカセブンについて
- 8. 最後に:格言「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」を胸に刻みつけておこう
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」はアニメ『交響詩篇エウレカセブン』の中のセリフの一つ。誰の言葉?
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」という言葉は、アニメ『交響詩篇エウレカセブン』の中でよく出てくるセリフの一つです。
(Amazonプライム・ビデオで一気に全部見ました。)
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」という言葉は、主人公のレントンの父親であるアドロック・サーストンの言葉です。
主人公レントンは姉から「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」という言葉を聞きますが、それは姉が「父が残した最後の言葉」として聞いたものでした。
主人公姉弟だけでなく、レントンの父アドロック・サーストンからこの言葉を受け継いで大切にしているキャラクターが出てきます。
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」は、ゲッコーステイトのリーダーであるホランドが言うセリフというイメージも強いですね。
「周りの人にやってもらおう・してもらおう」という期待と甘え
ただおねだりしているだけでは本当に欲しいものは手に入りません。
「やってもらおう・してもらおう」という意識が強くて、「周りの人が何かやってくれる」と潜在的に期待と甘えを持っている人はいます。
この生き方はラク。
自分で努力しなくても周りの人に頼ればいいのですから。
おねだりしていれば、モノは買ってもらえるかもしれません。
めんどくさいことをやってもらえることもあるでしょう。
しかし、目標や夢は「自分で目標達成する努力、夢を叶えるための努力」をする必要があります。
やってもらおう・してもらおうという期待と甘えが強ければ、
「誰かがレールを敷いてくれたり道標を立ててくれることを待ちながら、自分では大した努力もしない。期待に答えてくれない周囲の人に対して不平・不満を抱える」
という人になるでしょう。
努力しない自分を責めることもないでしょう。
欲しいものは自分で掴み取るんだという意識
目標を達成したい、夢を叶えたい、どうしても欲しいモノがある・・・。
それなら、自分自身が動くことが大切。
つかみ取ろう・勝ち取ろうという意識を持って、自分自身が努力を積み重ねることが重要です。
自分自身が努力したからこそ「スキルが上達する・できなかったことがうまくできるようになる、目標や夢に近づく」のであって、それを積み重ねていくということを続けるのです。
「欲しいものは自分で掴み取るんだ!」という意識を持つと、願望が目標に変わる。目標に向かって突き進む覚悟を持つ
「こうなりたい・ああなりたい」
「こうなったらいいなぁ」
という憧れや願望は誰もが持つものです。
ただ、憧れや願望はちょっと遠い存在で、ぼんやりした希望だったりします。
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」という言葉を見たり聞いたりして、「自分でつかみ取るんだ!!」という意識を持つと、願望が明確な目標に変わります。
自分でつかみ取るんだ!と思えれば、「こうなったらいいなぁ・・・」というぼんやりした憧れが「こうなるんだ!!!」という目標に変わります。
目標のために努力していく覚悟ができます。
僕自身、今まで「あんなふうになりたい」と憧れや願望を持っていたことを、「自分で掴み取るんだ!!!」と意識してからは、自分自身の行動が変わったと思います。
目標のために努力をし続けます。
ふと弱気になったとき、「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」という言葉がまた支えになります。
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」の元ネタとなった故事成語と「与えられん」の部分の解釈
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」の最後の部分の「与えられん」について、「他人から与えてもらう」=「ねだっている」と同じことではないかと意見をいただいたことがあります。
なので、元ネタとなった故事成語と「与えられん」の部分の解釈について解説します。
「与えられん」の言葉だけ考えると、「他人から与えてもらう」という解釈もできます。
ですが、文全体で考えると「ねだるな、勝ち取れ、そうすれば手に入れることができる」という意味で捉えるほうが自然なことかと考えます。
僕はエウレカセブンのアニメを見ている最中から「欲しいものは自分からつかみ取る努力をしなさい」という意味で受け取っていたのですが、「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」の元ネタとなったであろう故事成語がありました。
「求めよ、さらば与えられん」
この故事成語が、「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」の元ネタとなっていると思われます。
「求めよ、さらば与えられん」という故事成語について
「求めよ、さらば与えられん」という故事成語は、「新約聖書―マタイ伝・七」にイエスの言葉として出て来たもので、
「積極的に行動すれば、成果はおのずから得られる」
ということです。
「求めよ、さらば与えられん」に手を加えて、「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」という言葉を作品の中で使ったのでしょう。
元ネタの意味も踏まえて考えると「与えられん」の部分は「得ることができる・手に入る」と考えるのが良いのかと思います。
個人的には、「求めよ、さすれば与えられん」よりも「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」と言われたほうがメッセージ性が強いと感じます。
「ねだるな、勝ち取れ」という言い方のほうが直接的ですしね。
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」は英語では?
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」は英語でなんて言えばいいのでしょうか?
「ねだるな」→don't beg
「勝ち取れ」→win
「さすれば与えられん」→and you will be given
と訳してまとめると
「Don't beg for it, win it, and you will be given」
となります。
begは「せがむ・頼む・願う」という意味。
don't begで「ねだるな」という言葉に当てはめています。
「勝ち取れ」に当たる英語を何にするかは悩みどころです。
Winをearnにしても良さそう。
交響詩篇エウレカセブンについて
交響詩篇エウレカセブンは、2005年から放送されたTVアニメです。
『交響詩篇エウレカセブン』(こうきょうしへんエウレカセブン、Psalms of Planets Eureka seveN)は、日本のテレビアニメ作品。2005年4月17日から2006年4月2日まで毎日放送(MBS)を製作局として、TBS系列の日曜7時00分 - 7時30分(JST)に放送された。全50話。
『交響詩篇エウレカセブン』はどんなアニメ?概要
『交響詩篇エウレカセブン』の概要は以下の通り。
本作はボンズ制作のSFロボットアニメであり、バンダイとボンズが中心となって発足したメディアミックスプロジェクト「Project EUREKA」の中核を担う作品の1つ。PlayStation 2用のゲームソフト『エウレカセブン TR:1 NEW WAVE』をはじめとするプロジェクトの作品群と同じ世界が物語の舞台となる。プロジェクトの作品群の中でも最も新しい時間軸の物語で、物語の世界を統治する塔州連邦軍と対立する反政府組織「ゲッコーステイト」を中心にストーリーが進行する。主人公の少年レントンがゲッコーステイトのメンバーであるヒロインの少女エウレカと出会って恋に落ち、ゲッコーステイトのメンバーとして徐々に成長するボーイ・ミーツ・ガールの物語[1]であると同時に、プロジェクトの作品群の世界において重要な役割を担う存在「スカブ・コーラル」の正体に焦点が当てられる。
『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』2009年映画公開
2009年には映画『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』が公開されました。
TVアニメ『エウレカセブンAO』2012年TV放送
2012年にはTVアニメ『エウレカセブンAO』が放送されました。
テレビアニメ最終話での「スカブ・コーラルの半分が人類との共生を目指して旅立った別宇宙」が舞台となっています。
映画『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』2017年から公開(3部作)
2017年からは映画『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』が3部構成で公開されています。
第1部『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』
第2部『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』
第3部『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』
『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』は2017年9月、
『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』は2018年11月、
『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』は2021年11月に公開されています。
最後に:格言「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」を胸に刻みつけておこう
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」という言葉は「欲しいものは自分からつかみ取る努力をしなさい」という意味です。
ただ「欲しい、欲しい」と言ってるだけでは、欲しいものは手に入らないのです。
「与えられるのを待っているだけでなく、自分から動いて努力することが大切!」ということを教えてくれます。
欲しいものは、自分で獲得するんだ!
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」。
ずっと胸に刻みつけておきたい、僕が好きな格言です。
ディスカッション
コメント一覧
前半まではいい言葉なのに、(人から)与えられんとか結局ねだってるのと同じやんけ
利益は貰うものではなく生み出せや!って思われてないのが不思議
コメントありがとうございます。改めて考え、追記しました。