3月の誕生石【ブラッドストーン】とは?特徴・名前の由来・和名・別名ヘリオトロープ・歴史・宝石言葉・効果

ブラッドストーンは宝石やパワーストーンとして広く知られています。

3月の誕生石であり、古代から兵士のお守りとして使われてきました。

●ブラッドストーンの特徴

●ブラッドストーンの名前の由来・和名

●ブラッドストーンの別名は「ヘリオトロープ」

●鉱物としての特徴

●ブラッドストーンの歴史

●ブラッドストーンの宝石言葉・意味・パワーストーンとしての効果

についてご紹介します。




ブラッドストーン【Bloodstone】の特徴

ブラッドストーンは、濃い緑色の石に赤い斑点が入っている宝石です。

その見た目は神秘的であり、印象深いものです。

古代から装飾やアクセサリー、お守りとして人々に親しまれている宝石です。

ブラッドストーンは3月の誕生石

ブラッドストーンは、以前からアメリカやイギリスでは3月の誕生石となっています。

日本では3月の誕生石はアクアマリンとサンゴ(コーラル)の2種でしたが、2021年12月に全国宝石卸商協同組合が63年ぶりに日本の誕生石を見直し、新たに追加されることが発表されました。

日本でも3月の誕生石にブラッドストーンとアイオライトが追加されました。

2021年12月に日本の誕生石に追加された宝石は、

2月:クリソベリルキャッツアイ
3月:ブラッドストーン、アイオライト
4月:モルガナイト
6月:アレキサンドライト
7月:スフェーン
8月:スピネル
9月:クンツァイト
12月:タンザナイト、ジルコン

となっています。

これにより、日本の誕生石は全29種となりました。

1月から12月の誕生石一覧は、

1月:ガーネット
2月:アメシスト、クリソベリルキャッツアイ
3月:アクアマリン、珊瑚(さんご)、ブラッドストーン、アイオライト
4月:ダイヤモンド、モルガナイト
5月:エメラルド、翡翠(ひすい)
6月:真珠、ムーンストーン、アレキサンドライト
7月:ルビー、スフェーン
8月:ペリドット、サードオニキス、スピネル
9月:サファイア、クンツァイト
10月:オパール、トルマリン
11月:トパーズ、シトリン
12月:ターコイズ、ラピスラズリ、タンザナイト、ジルコン

となっています。

他の月の誕生石については、関連記事:『あなたの誕生石は何?【1月から12月の誕生石一覧】意味・宝石言葉・パワーストーンとしての効果』にて紹介しています。

ぜひ併せて御覧ください。

 

ブラッドストーンの名前の由来・和名

3月の誕生石ブラッドストーン

ブラッドストーン【Bloodstone】は日本語に直訳すると「血の石」。

赤い斑点が血を連想させることが名前の由来となっています。

ブラッドストーンの和名は、「血石」「血星石」「血玉石」「血玉髄」など。

いずれも「血」という文字が入っています。




ブラッドストーンの別名は「ヘリオトロープ」

ブラッドストーンは「ヘリオトロープ」という別名でも呼ばれます。

ヘリオトロープ【heliotrope】は「太陽に向かう」という意味です。

ヘリオトロープの名前の由来は、

1.はるか昔、エジプトのヘリオポリスからブラッドストーンが産出されたこと
2.ギリシャ語のヘリオス(太陽を意味する)と、トロポス(向くという意味)言葉を組み合わせた

となっています。

ブラッドストーンの主な産地

ブラッドストーンの主な産地はインド

オーストラリアでも産出されます。

ブラッドストーンの鉱物的特徴

ブラッドストーンは濃い緑色の石に赤い斑点が入っています。

鉱物としては、細かい粒の石英の結晶が集まった碧玉(へきぎょく)の一種です。

主成分は二酸化ケイ素。

モース硬度は7。

ブラッドストーンの名前の由来となっている赤い斑点は酸化鉄です。

碧玉は「ジャスパー」とも呼ばれます。

ブラッドストーンの歴史

太陽を呼び戻す石

ブラッドストーンは古代から人々に珍重されてきました。

前述の通り、ブラッドストーンはエジプトのヘリオポリスで産出されたため、ヘリオトロープと呼ばれます。

ヘリオトロープという植物(ムラサキ科キダチルリソウ属)があり、太陽に向かう性質があったため、「太陽に向かう」という意味が語源となっています。

同じ名(ヘリオトロープ)で呼ばれるブラッドストーンも太陽の力を変える効果があると考えられたようで、そこから「太陽に向かう石」「太陽を呼び戻す石」と言われます。

敵から見えなくするお守り

古代ローマの兵士のイメージ画像

古代ギリシャでは、植物のヘリオトロープでブラッドストーンをくるみ、「敵から見えなくするお守り」として兵士が戦場に持っていったと言われています。

敵を撃退するお守り

古代バビロニアでは、ブラッドストーンは「敵を撃退するお守り」とされていました。

イエス・キリストにまつわる逸話

十字架に張り付けにされたキリストのイメージ画像
画像はイメージです

中世ヨーロッパではブラッドストーンの赤い斑点「イエス・キリストが十字架にかけられた際、流れる血が緑の大地にしたたり石に変わった」ものと考えられました。

その逸話もあり、ブラッドストーンは古くはキリスト教の教会にある聖像を飾るものとして使われました。




ブラッドストーンの宝石言葉・意味・パワーストーンとしての効果

宝石には意味が込められており、「宝石言葉」とも呼ばれます。

ブラッドストーンの宝石言葉

献身
救いの力
勇気
勇敢
聡明

などがあります。

赤い斑点が「血」を思わせるブラッドストーンには、その名の通り「血液を元気にする」と昔から考えられてきました。

また、止血にも良いと考えられ、安産のお守りにも用いられます。

また、「活力を高める石」とも言われ、前向きにエネルギッシュに活動する手助けをしてくるでしょう。

宝石言葉にあるように、ブラッドストーンは「献身」を象徴するパワーストーンともされています。

古代では、身を守るお守りとして扱われたブラッドストーン

お守りとして身につけるのも良いでしょう。

まとめ

3月の誕生石ブラッドストーンの文字イラスト

今回は、ブラッドストーンについて紹介してきました。

この記事の内容まとめ

  • ブラッドストーンは深緑色の碧玉に赤い斑点が入っている宝石
  • 3月の誕生石である
  • 赤い斑点が血を連想させることから、ブラッドストーンと呼ばれる
  • ブラッドストーンの和名は、「血石」「血星石」「血玉石」「血玉髄」
  • ブラッドストーンの主な産地はインド
  • 別名「ヘリオトロープ」
  • 古代から人々に親しまれ、お守りや装飾品として扱われてきた
  • イエス・キリストにまつわる逸話がある宝石
  • ブラッドストーンの宝石言葉は、献身・救いの力・勇気・勇敢・聡明
  • パワーストーンとしての効果は、血液を元気にする・止血によい・安産のお守り・活力を高める石・「献身」を象徴する石など。

大切な人へのプレゼントに、または、ご自身が身につけるアクセサリーとして選ぶ際の参考になれば幸いです。

他の月の誕生石についても紹介していますので、あわせてご覧いただけると嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。