ジルコン(風信子石)を解説!和名・意味・宝石言葉・色・歴史【特徴まとめ・新12月誕生石】

2022年6月17日

Zirconジルコン・ヒヤシンス石の文字とルースの画像・

新たに12月の誕生石となったことで注目が集まっているジルコン。

ジルコンはどんな宝石なのか、その特徴をまとめました。

ジルコンの特徴・基本情報【 高い屈折率・分散度・光沢・虹色にゆらめくファイア】

ジルコンの複数のルースを組み合わせた画像・12月の誕生石

まずは、ジルコンの基本情報から見ていきましょう。

ジルコンは44億年前にできたものが発掘されており、地球最古の宝石とされています。

無色透明のジルコンはダイヤモンドの代替品として利用されましたが、ダイヤモンドに匹敵する輝きを持っている宝石です。

ジルコンの基本情報

宝石名ジルコン
英名zircon
和名風信子石(ヒヤシンス石)
青・赤・緑・黃・無色透明(白)など多彩
宝石言葉安らぎ・成功・無限・行動力・生命力
誕生石の月12月
鉱物名ジルコン
組成ZrSiO4
屈折率1.81-2.02
硬度7.5

ジルコンは強い輝き豊富なカラーバリエーションで魅力的で人気のある宝石です。

「高い屈折率・分散度・光沢・虹色にゆらめくファイア」といったジルコンの特徴は、ダイヤモンドによく似ています。

松原ロキのプロフィール画像
松原ロキ

キラキラと輝くジルコンに、虹色の光がゆらめくジルコンはとても美しいですよ!

ジルコンのカラーバリエーションには

  • カラーレス(無色・透明)
  • ブルージルコン
  • レッドジルコン
  • イエロージルコン
  • オレンジジルコン
  • グリーンジルコン
  • ピンクジルコン

といったように、多彩な色のジルコンがあります。

中でもブルーやレッドは高い価値が付けられます。

ダイヤモンドによく似た光学的特徴多彩な色があることから、ジルコンをコレクションする人もいるんです。

強い輝き豊富なカラーバリエーションはジルコンの特徴であり魅力でもありますね。

それでは、ジルコンの特徴について詳しく解説してきましょう。ジルコンは新たに12月の誕生石に追加された宝石

2021年12月に全国宝石卸商協同組合が63年ぶりに日本の誕生石を見直し、新たに10種の宝石が追加されることが発表さました。。

ジルコンは新たに12月の誕生石に追加されました。

12月の誕生石・4種・ターコイズ・ラピスラズリ・タンザナイト・ジルコン

現在、12月の誕生石には、

  • ターコイズ
  • ラピスラズリ
  • タンザナイト
  • ジルコン

の4つが選ばれています。

他の月の誕生石については最新版【1月から12月の誕生石一覧】特徴・意味・宝石言葉・効果まとめ【追加の宝石も】あなたの誕生石は何?で詳しくしていますので、あわせてごらんください。

ジルコンが12月の誕生石に選ばれた理由

ジルコンが日本の12月の誕生石に選ばれのは、

現在のアメリカの誕生石にならった

ということが理由です。

アメリカ合衆国の12月の誕生石は、

  • ターコイズ
  • タンザナイト
  • ブルージルコン

の3つです。

日本の誕生石は、アメリカで定められた誕生石をもとに1958年に全国宝石商組合が制定したものです。

2021年も、現在のアメリカの誕生石に選ばれている宝石がいくつも追加されました。

⽇本の誕⽣⽯のベースになったジュエラーズ・オブ・アメリカの現在の誕⽣⽯から、新しい誕⽣⽯として追加となった。

引用元:【全国宝⽯卸商協同組合 誕⽣⽯改訂 】A4サマリー版

12月の誕生石であるターコイズ・ラピスラズリ・タンザナイトは、いずれも青い色の系統の宝石が選ばれています。

多彩な色があるジルコンも、ブルージルコンが人気の宝石です。

次は、ジルコンの名前の由来を解説していきます。

ジルコンの名前の由来・和名

クリアブルー色のジルコン(風信子石)12月の誕生石
クリアブルー色のジルコン

ジルコンの名前の由来には、

  • アラビア語のzaukun(ザルクン・赤を意味する)が由来といわれる説
  • 古代ペルシア語のzar(ザル・金を意味する)とgun(グン・色を意味する)の組み合わせという説

があります。

アラビア語と古代ペルシア語が組み合わされており、広い地域で珍重されてきたことがわかります。

ジルコンの和名

ジルコンの和名のものになった、青いヒヤシンスの花

ジルコンの和名は、風信子石(ヒヤシンスせき)です。

花のヒヤシンスは、様々な色があります。

ジルコンも、様々な色がある宝石です。

色見本で「ヒヤシンス色」というと、「くすんだ紫がかった青色」なのです。

これは、ブルージルコンに通じるものがあります。

カラーバリエーションと代表的な色が、ジルコンとヒヤシンスで同じです。

ジルコンとヒヤシンスは、通じるものがありますね。

ジルコンの和名を風信子石と名付けた人に敬意を表したいくらいです。

松原ロキのプロフィール画像
松原ロキ

ジルコンの和名の「風信子石」は、宝石の和名の中で一番好きです。よくぞジルコンとヒヤシンスを結びつけたと思っています!

ジルコンの鉱物的特徴

ブルージルコン(風信子石)のルース(ビーズ】
ブルージルコン

ジルコンはオーストラリアで44億年前にできたものが発見されています。

地球ができたのが46億年前とされ「地球最古の宝石」と呼ばれます。

ジルコンはジルコニウムとケイ素でできている珪酸塩鉱物で、純粋なものは無色透明です。

ジルコンの多彩な色は、ジルコン内に含まれる不純物や結晶破損によるものです。

ジルコンのメタミクト化

ジルコンはウランやトリウムといった放射性元素を微量に含んでいます(人体に影響のあるレベルではないのでご心配なく)。

地質学者にとっては重要な放射線年代測定の対象鉱物とされます。

微量な放射性元素により、ジルコンの結晶が破壊されて色が性質に変化が生じます。

この現象は「メタミクト化」と呼ばれます。

メタミクト化の度合いでジルコンのタイプが分けられます。

ジルコンの歴史

無色透明(カラーレス)のジルコンのルース(風信子石・12月の誕生石)
無色透明(カラーレス)のジルコン

鉱物として長い歴史を持つジルコンは、古くから人間にも親しまれてきた宝石です。

ジルコンは古い遺跡からも発見されています。

聖書では「火の石」としてレッドジルコンが登場し、古代インドやユダヤの伝説にも登場

しています。

中世では装飾品としてジルコンは人気がある宝石となりました。

その後、ジルコンはダイヤモンドの代用品であるキュービックジルコニアと混同されます。

キュービックジルコニアは人工石で、ダイヤモンドに似た輝きを持ちますが、価格はダイヤモンドの100分の1から500分の1とされています。

ジルコンも無色透明のものはダイヤモンドと似た輝きを放ち、キュービックジルコニアと名前が似ていることもあり、ダイヤモンドの代替品という扱いをされることがありますが、しかしそれは正しい評価ではありません

ジルコンは宝石として歴史があり、ダイヤモンドに匹敵する輝きがあります。

そして、カラーバリエーションが豊富で、魅力的な宝石です。

ジルコンの多彩な色

オレンジジルコンとピンクジルコンのルース・12月誕生石
オレンジジルコンとピンクジルコン

無色透明なジルコンはダイヤモンドに匹敵する美しさがあり、ブルー、イエロー、ブラウン、グリーン、レッドなど様々な色のジルコンがあります。

中でもブルージルコンの人気は高く、緑がかった青色のブルージルコンは「エナメルブルー」と呼ばれ価値が高い宝石です。

ジルコンに込められた意味・宝石言葉・効果

ジルコンのルース(ウイスキージルコン)
ジルコンのルース(ウイスキージルコン)

ここからは、ジルコンの宝石言葉や、パワーストーン・クリスタルヒーリングの観点から見ていきましょう。

ジルコンに込められた意味・宝石言葉

ジルコンに込められた意味・宝石言葉

安らぎ・成功・無限・行動力・生命力

ジルコンに込められた意味・宝石言葉には、「安らぎ・成功・無限・行動力・生命力」があります。

パワーストーン・クリスタルヒーリングの観点でのジルコンが持つ効果

古い歴史を持つジルコンはパワーストーンとしても古くから使われ「心を癒やし安らぎを与えてくれる効果」があるといわれます。

ジルコンは「平和の石」と呼ばれることもあり、穏やかな人間関係をもたらすとも。

また、ジルコンは「身につける人に知恵・名誉・富をもたらす」ともいわれ「富と知恵の象徴」とも呼ばれます。

精神的にも肉体的にも持ち主にエネルギーを与え、成功への手助けをしてくれるパワーを持っているといえます。

ヒーリング効果が高い石とも言われています。

最後に

今回は、ジルコン(風信子石)を解説してきました。

個人的にジルコンはとても好きな宝石で、ジルコンに光を当てて虹色のファイアを楽しんで鑑賞しています。

カラーバリエーションが多いので、全て集めようとすると金銭面でなかなか大変ですが、コツコツ集めていこうと思っています。

和名の「風信子石」もとても好きな呼び方で、お気に入りです。

「地球最古の鉱物」や「地球最古の宝石」と呼ばれたり、メタミクト化という珍しい性質も持っているジルコン。

ぜひ、あなたも手に入れてジルコンの輝きを楽しんでくださいね!