FX(外国為替)米株・仮想通貨の値動き振り返り【2022年10月28日】
10月27日㈭のFX市場・米株・仮想通貨の値動きを振り返ります。
FX(外国為替)がメインとなります。
✪米国四半期GDPは予想を上振れ
✪GAFAMの決算悪い
✪ナスダック下落
今回は、アジア時間・ロンドン時間・ニューヨーク時間の順で振り返っていきます。
アジア時間のドル円
ドル円は前日からの下落が続き、アジア時間に146.00を割り込んで下降。
14時台には145.10付近まで下降し、10月24日㈪の145.50付近の安値を更新。
15時台からは一変し、買い戻し。
18時台には146.00をうわ抜け。
昨日終値146.43付近まで戻し、アジア時間の下降を全戻し。
ロンドン時間のユーロドルとポンドドル
ユーロはロンドン時間に1.00台後半から1.00台前半に下降。
4時間足では1.0100の下で4時間陰線が確定してからジワジワ下降。
17時台に上値をためす動きがあって1.0080付近まで上昇しますが買いは続かず。
18時に4時間陰線が確定すると、1.1050を割り込んで1.00台前半へ。
ポンドも1.16台から1.15台に落ちて18時に4時間陰線確定。
1.1600を割り込んでからは、1.1550付近まで下降。
ロンドン時間はドル買いの流れとなりました。
ECB政策金利の直前でもあり、今週ガンガン上昇してきたユーロドルやポンドドルは調整が入りました。
豪ドルは0.65台から落ちて、0.6450も割り込み。
米国債10年利回りは、アジア時間に4.00%近辺から4.08%台に上昇しました。
ニューヨーク時間の為替と米株
ユーロドルは1.0030付近で21時15分にECB政策金利発表を迎えました。
ECB政策金利の結果|75bpの利上げ
金利発表でユーロドルは下げ。
セル・ザ・ファクト的な値動きでした。
セル・ザ・ファクトとは?
「噂で買って事実で売る」ということ。
今回のユーロドルでは、75bpの利上げが予想され、直近のドル売りの流れも相まってユーロドルは上昇して(買われて)いました。
政策金利が予想どおり75bpだったことを受け、売り(下降)に転換。
ユーロはパリティ(1.0000)を割り込みますが、4時間20MAにサポートされて1.00台に回復。
ポンドはロンドン時間から1.15台ミドルまで落ちましたが、23時台に1.16台を回復。
0.6450を割っていた豪ドルも0.6500まで上昇。
ダウ平均は堅調に推移し32300ドル台。
米国債10年物利回りは、4.00%を割り込み、ドル売り進行。
ナスダックは前日陰線からニューヨークオープンで下がりますが、下げ幅を縮小。
ドル円は21時台に146.94まで上昇しますが、再び下降。
146.00を割り込み、145円台後半での推移。
ポンドドルや豪ドルは前日高値を試しに上昇して、上抜けできるかどうか。
23時台に入ってからユーロは1.0040付近まで上昇。
ポンドも1.1635付近まで上昇。
23時30分頃からの0時のロンドンフィックスに向けては、ユーロドルは1.0040付近から1.0000割れまで急下降。
ポンドも1.1635付近から1.1580付近まで急下降。
値動きが早くて、ちょっと気後れするとエントリーできない動きでした。
ロンドンフィックス後(深夜0時以降)
ポンドは再度1.1600の上値だめしをして、1.16台に残せず下降。
ユーロも1.0000付近で止まるような素振りをみせながら、1.0000を割っていきました。
ダウは一時前日比プラス400ドル以上の上昇を見せましたが、下げ幅縮小。
ナスダックは一旦は下げ幅を縮小しましたが、再び下降。
ビットコインは2万ドル台中盤、イーサリアムは1500ドル台中盤での動き。
金利は午前1時で3.927%。
10月27日㈭の日足確定時のレート
10月28日㈮の朝6時で日足確定。
FX(外国為替)
ユーロドル|0.9964 前日比マイナス120ピプスの陰線。26日㈬の上げ幅を全モドシ。
ポンドドル|1.1565 65ピプスの陰線
豪ドル|0.6453 44ピプスの陰線
ドル円|146.29 マイナス8ピプスの陰線 下ヒゲのほうが長いコマ足。
米株
ダウ平均|31983|+0.12%
ナスダック|11050|マイナス3.32%
仮想通貨(暗号資産)日足確定AM9:00
ビットコイン|20296|日足陰線
イーサリアム|1514|日足陰線
リップル|0.461500|日足陰線
10月28日㈮の注目指標
10月28日㈮は、
✪ 日銀政策金利発表&声明発表⇒ドル円が大きく動くきっかけになる可能性
✪ フランス&ドイツの四半期GDP・消費者物価指数⇒特にドイツの結果はユーロが動くきっかけに
✪米・PCEデフレーター⇒米ドルに影響
✪米・ミシガン台消費者信頼感指数⇒米ドルに影響
に注目。
日銀政策金利発表は正午頃。
ドイツの四半期GDPは17時00分。
ドイツの消費者物価指数(CPI)は21時00分。
米・PCEデフレーターは21時30分。
ミシガン大学消費者信頼感指数は23時00分。
先週末からのドル売りでユーロドルやポンドドルは強い上昇を見せていました。
しかし、昨日は政策金利発表前からユーロドルは下降。
1.0000(パリティ)を割り込む展開となりました。
米株も、ダウ平均は堅調に推移していたものの、ナスダックが下降。
ダウ平均も上げ幅を縮小しました。
今日は
「リスクオンで【米株買い・米ドル売り】が一段落するのか、FOMC前まで続くのか」
に注目しながら相場全体を見ていきたいと思います。
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