【FX・為替】2月3日㈮の値動き&チャート分析|米雇用統計&ISM非製造業【2023】

2023年2月4日

【FX・為替】2月3日㈮の値動き&チャート分析|米雇用統計&ISM非製造業【2023】

2023年2月3日㈮の値動きを振り返ります。

前日は、BOE政策金利、ECB政策金利を経て「ポンド売り・ユーロ売り・米ドル買い」になった為替相場。

2月3日㈮は、

  • 米・雇用統計
  • 米・ISM非製造業景況指数

に注目していましたが、両指標ともに強く「米ドル買い」が進行しました。

この記事を書いている人
プロフィール画像・ロキ&カツオ250の250
ロキ&カツオ

松原ロキ&カツオです。
私はデイトレードをメインに取引しています。日足・4時間足・1時間足で環境認識、15分足でタイミングを取るスタイルです。カツオは当ブログの投資部門ナビゲーターです。

2月3日㈮ロンドンオープン~

昼間はユーロドル、ポンドドルなど、後ろにUSDがが付く通貨ペアは下落継続。

ロンドンオープンの17時以降、雇用統計前にユーロドル、ポンドドルは買い戻される展開。

オセアニア通貨はそれほど動きませんでした。

22時30分|米・雇用統計

22時30分は、米国の雇用統計が発表されました。

1月米・非農業部門雇用者数変化 +51.7万人|予想 +18.5万人

失業率 3.4%|予想 3.6%

平均時給(前月比)+0.3%|予想 +0.3%

平均時給(前年比) +4.4%|予想 +4.3%

投資部門のナビゲーター・カツオFX
カツオ

雇用者数の予想との乖離がスゴイ・・・。

失業率は低下。

平均時給もほぼ予想通りながら上昇。

JOLTS求人も、求人のほうが多い結果でした。そりゃ時給も挙げなくちゃ、応募してくれる人が来ないってことです。

雇用者数・失業率・平均時給の3つとも好結果で、ドル買い。

ドル円は128.50付近⇒130.00超え(150ピプス以上の上昇)

ユーロドルは1.0930付近⇒1.08台前半へ下落(100ピプスほど)

ポンドドルは1.2440付近⇒1.2100付近まで下降。

2月3日㈮・ドル円15分足チャート
2月3日㈮・ドル円15分足チャート

2月3日㈮ユーロドル15分足チャート
2月3日㈮ユーロドル15分足チャート

2月3日㈮ポンドドル15分チャート
2月3日㈮ポンドドル15分チャート

24時00分|ISM非製造業景況指数

24時00分は、ISM非製造業景況指数の発表でした。

1月米ISM非製造業指数 55.2|予想 50.4(前回発表値 49.2)

50を超える予想は、景気拡大に持ち直すってことです。

どうかなーと思っていましたが、結果は「55.2」。

ISM非製造業景況指数も、強い。

雇用統計でのドル買いに追い打ちをかけ、さらにドル買い。

ドル円は131円台に上昇。

23時台に買い戻しが入っていたユーロドル、ポンドドルも下降。

ポンドドルは1.2100割れ。

ロンドンフィックス

深夜1時のロンドンフィックスに向けて、ユーロドルもポンドドルも上昇。

下げてきている中、「0時台後半あたりから一旦買い戻しが入って上昇⇒深夜1時台から下降」という動きは2月2日㈭と同じような感じでした。

0時台のユーロドルは、1.0810付近から1.0876まで上昇。ポンドドルは1.2060台から1.2130付近まで上昇。

深夜1時に1時間足が陰線で確定すると、ユーロドル、ポンドドルは上昇。

131円台にのせたドル円は、一旦131.00を切りますが下がらず上昇。

それ以降は、後ろのUSDがつくドルストレートは下降。

前にUSDがつくドルストレートは上昇の動きでした。

深夜1時あたりで、ユーロドルは1.0850のキリ番を割りこみ、ポンドは1.2100にキリ番を割り込んだタイミングでショートしても良かったですね。

ユーロドルのチャート分析(週末クローズ時点)

ユーロドル日足チャート・2月3日クローズ時点
ユーロドル日足チャート・2月3日クローズ時点

FOMCで1月の高値1.0929を超えて、レンジブレイク&1.10到達だったユーロドルは、ECB政策金利を経て下降。

レンジ内に戻し、雇用統計前に1.0940台まで買い戻しが入りました。

そして、米・雇用統計&ISM非製造業で下へ。

日足で20MAも下抜けしてきました。

1.0800がレンジ下限と見ていましたが、到達してしまいました。

ポンドドルのチャート分析(週末クローズ時点)

ポンドドル・日足チャート2月3日㈮クローズ時点
ポンドドル・日足チャート2月3日㈮クローズ時点

ポンドドルは、2月2日㈭のBOE政策金利を経て、4時間足でレンジを下抜け。

雇用統計前に買い戻しが入り、雇用統計発表で下へ。

4時間足を見ると「レンジブレイク⇒レンジ下限まで調整が入って下降」という教科書みたいなチャートになっています。

ポンドドル4時間足・2月3日㈮クローズ時点
ポンドドル4時間足・2月3日㈮クローズ時点

指標でのエントリーは、スプレッドも広がるし、ガチャ要素も強いので個人的にはあまりしたくないのですが、ポンドドルは夕方安値を割った時点でショートで良かったですね。

ドル円のチャート分析(週末クローズ時点)

ドル円日足チャート・2月3日㈮クローズ時点
ドル円日足チャート・2月3日㈮クローズ時点

ドル円は雇用統計&ISMで128.50付近から131円台に上昇。

日足下降チャネルを「上抜けするか・しないか」が重要ポイントでしたが、終わってみれば下降チャネル上抜け。

日足20MAも上抜けています。

2月6日㈪からの見通し|「大局はドル安」の動きが崩れそう

2月2日の値動き振替りの時点で、『ずっと続いてきた「大局はドル安」の動きが崩れるかもしれない』と書きましたが、雇用統計%ISM非製造業指数でそのとおりの動きになりました。

ドル円は日足下降チャネルを上抜けした時点で、下目線は解除。

チャネル内に戻ればまた下目線になりますが、1時間足や15分足で切り下げラインを引いて、上抜けしていくような「買いのサイン」がでればロングを狙いたいところ。

週末には131.20付近のレートでクローズしていますが、一気に伸び過ぎ。様子を見つつ、下げ止まって上に行くパターンがでればロングを検討します。

後ろにUSDがつくドルストレートは、上昇すればショートエントリーを検討していきたい所。

切り下げライン下抜け・ダブルトップなどの下へいくパターンがあれば、ショートで入りたいと思います。

月曜日は激しく動きたあとの調整の動きが入るかもしれないので、慎重に見極めていきたいですね。

ディスクレーマー

当ブログでは投資に関する情報を掲載していますが、銘柄推奨や投資活動の勧誘を目的としておりません。

掲載した情報に将来の予測が含まれることがありますが、あくまで個人の見解です。その正確性や信頼性を保証するものではありません。投資の最終判断は、ご自身でおこなっていただきますようお願いします。

FX(外国為替取引)は、為替価格の変動により損失が生じることがあります。また、取引によっては投資金額を上回る損失が生じる可能性があります。

投資は自己責任で行い、FX会社の契約締結前交付書面等をご確認の上、リスク管理を徹底して取引を行ってください。