ちょっとした工夫で今すぐできる!食器洗いで腰が痛い時の4つの対処法

2017年7月24日

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食器洗いで腰が痛い・・・

ツライですよね。

腰が痛くて、夕食後の食器洗いが憂鬱な方もいらっしゃると思います。

今回はちょっとした工夫ですぐに実践できる、食器洗いで腰が痛い時の対処法を4つご紹介します。

なぜ食器洗いで腰が痛くなるのか

腰が痛い人のイラスト

まず最初に、「なぜ食器洗いで腰が痛くなるのか」を考えてみます。

食器を洗う時、シンクの中に手を入れるため体を曲げて手の位置を下げます

腰を曲げて前かがみの体勢で作業をすることになります。

腰を曲げて前かがみの体勢をキープすること腰に負担を掛けます

原因は、流し台自体の高さが低いこと

旧式の流し台は高さが低いことが多いです。新しい流し台でも、奥様に合わせた高さの流し台だと旦那様には低すぎたりもします。

腰が痛い時の食器洗いは辛いですよね。

そんな時にちょっとした工夫ですぐできる対処法を4つ紹介します

ぜひ試してみて下さい!

工夫1:体を起こしたまま食器を洗う

腰を曲げるから体が痛くなるなら、

体を起こしたまま食器を洗えば腰はラクです。

体を起こしたまま食器洗い

スポンジを持つ手も、洗う食器もシンクより上の位置になります。

ここで気をつけたいことは、

「慌てずゆっくり食器を洗う」ことです。

食器洗いはサッサと終わらせたいものですが、慌てると泡が飛び散ります。体を起こして食器を洗うと、泡もシンクの外に飛び散ってしまうのです。

体を起こして食器を洗う時は、慌てずゆっくり洗う。そうすることで、泡の飛び散りは少なくできます。

飛んでしまった泡は拭き取りましょう。

特にコップを洗う時は泡が飛び散りやすいので注意してくださいね。

慣れてくると、泡はあまり飛び散らずに体を起こしたまま食器をあらえるようになります

体を起こして食器洗いをする時のポイント

  • 泡が飛び散らないように、慌てずにゆっくりやさしく食器を洗いましょう
  • 特にコップは泡が飛び散りやすいのでご注意を

工夫2:脚を広げて腰を落として食器を洗う

食器洗いで腰を曲げるのは、手の位置を下げてシンクの中に手を入れるためです。

脚を広げて、腰の位置を落とすことで手の位置も下がります。

脚を広げて腰の位置を落として食器を洗う

腰を曲げて前かがみの体勢にならなくてもシンクの中に手を入れることができます。上半身は起こしたままです。

食器を洗う時も、洗った食器を水で流すときにも腰はラク。

長い時間、脚を広げて腰を落としたままの状態でいると、腰はラクでも脚が疲れてしまいます。

そんな時は直立の体勢に戻ったり膝を曲げて体を揺らしたりすると足の疲れは軽減します。

脚をピーンと伸ばしたまま脚を広げていると疲れやすいので、少し膝を曲げて脚を広げているとラクですよ。

脚を広げて腰を落として食器を洗うときのポイント

  • 上半身は起こしたまま脚を広げる
  • 腰は曲げないので腰に負担はかかりにくい
  • 脚が疲れたら直立の姿勢に戻す
  • 膝を少し曲げると脚はラク

ヒザや脚が痛い人はムリしないで下さいね。

厨房でバイトしていた若い頃、背が高い先輩(185センチくらい)がこの方法で高速で食器洗いをしていました。

工夫3:片足を台に載せて食器を洗う

続いては、片足を台に載せて食器を洗う方法です。

片足を台に載せて食器洗い

片足を台に載せると、股関節から体が曲がります。

腰を曲げなくても前かがみの体勢になります。これで腰への負担はグッと軽くなります

台は、雑誌や電話帳を重ねてもOK。

食器洗いが終わったら、台は片付けて下さい。

置きっぱなしだと邪魔になります。

つまづいたり、足をぶつけたりします

小さい子もつまづいて転んでしまうこともあります。

片足を台に載せて食器を洗う時のポイント

  • 片足を台に載せると、股関節から体が曲がるので腰はラク
  • 台は置きっぱなしだと邪魔
  • 食器洗いが終わったら片付けると、つまづく心配もない

工夫4:イスを用意して腰が痛くなったら座って休む

腰が痛くて辛くなったら、

キッチンにある折りたたみイス

イスを用意しておいて座って休みましょう。

ずっと腰を曲げたままの体勢をキープし続けるのは、腰痛持ちの方には辛いこと。

ちょっと座って休めれば腰もラクになります。

イスはダイニングにあるものでも、折りたたみのイスでも構いません。

洗い物をする時はすぐ後ろにセッティング。

腰が痛くて辛くなったら、すぐ座って休みます。

我が家のキッチンには常に折りたたみのイスが用意してあって、食器洗いだけでなく腰が痛くて辛いけど、炊事はやらなきゃいけないというときもこれで乗り切ります。

ずっとキッチンにイスを置いておくのは邪魔になりますが、折りたたみのイスなら、邪魔な時はたたんでしまうなり、キッチンの端っこに置いておいたりできます。

『イスを用意して腰が痛くなったら座って休む』のポイント

  • 腰が痛くなったらイスに座って休む
  • ちょっと休んで腰がラクになったらまた食器を洗う
  • イスをずっと置いておくのは邪魔になるので、折りたたみイスがオススメ

まとめ

今回は食器洗いで腰が痛い時の対処法を、

ちょっとした工夫ですぐに実践できる

ということに焦点を当てて紹介してきました。

おさらい

  1. 体を起こしたまま食器を洗う
  2. 脚を広げて腰を落として食器を洗う
  3. 片足を台に載せて食器を洗う
  4. イスを用意して腰が痛くなったら座って休む

私自身、腰痛持ちです。高さの合わない流し台の食器洗いで、腰が痛くて辛いときがたくさんあります。

今回紹介した4つの対処法は、ちょっとした工夫ですぐに実践できます。私自身が普段実践していることです。

食器洗いはパパの担当というご家庭もあるかと思いますが、高さが合わずに腰が痛くて食器洗いが辛い方はぜひ試してみて下さい。

腰が痛くてどうしようもなく辛い時は無理はせずに治療して下さいね。

以上、『ちょっとした工夫で今すぐできる!食器洗いで腰が痛い時の4つの対処法』という記事でした!