12月16日って何の日?記念日・雑学・電話創業の日・紙の記念日 ・フリーランスの日など

2021年12月8日

12月16日って何の日?

会話ネタ・雑学として「今日は何の日?」を取り上げます。

12月16日の海外の記念日・日本の記念日を紹介します。

12月16日【何の日】海外の記念日:和解の日【南アフリカ共和国】

南アフリカ共和国では、12月16日は「和解の日」です。

もともと、南アフリカ共和国では12月16日は「誓いの日」という記念日でした。

「誓いの日」は、白人が先住民であるズール族(黒人)に勝利した1838年12月16日のブラッドリバーの戦いを記念した日でした。

1994年にアパルトヘイトが廃止されたことを記念し、12月16日を「和解の日」と改めました。

アパルトヘイトとは、白人と有色人種を差別した人種隔離政策です。

アパルトヘイトとは?簡単に説明 アフリカーンス語で「分離」という意味をもつアパルトヘイト。白人以外の人種の政治的・社会的権利を奪い、居住区まで指定した差別的政策です。南アフリカでは長期にわたって施行され、その対象となったのは黒人のほか、インド人やパキスタン人などの有色人種。国家の予算を減らすため、安くて大量の労働力を確保しようと限定的な居住区に押し込み、白人の絶対的優位を示しました。

そもそも南アフリカで政権を握っていた白人は、かねてからそこに住んでいたわけではありません。植民地としてオランダからイギリスに譲渡されたことをきっかけに、白人の人口が徐々に増えていき、実権を握りはじめたのです。彼らは自分たちに有利な法律を制定し、白人以外の人種を差別することで、南アフリカでの立場を向上させていきました。

情報源: 5分でわかるアパルトヘイト!内容や歴史、マンデラについてわかりやすく解説 | ホンシェルジュ

12月16日【何の日】海外の記念日:独立記念日【カザフスタン】

カザフスタンでは、12月16日は独立記念日です。

カザフスタンはソビエト連邦の構成国の一つでしたが、1991年12月16日に独立しました。

カザフスタンは中央アジアにある国です。

12月16日【何の日】海外の記念日:ナショナルデー【バーレーン】

バーレーンでは、12月16日は「ナショナルデー」です。

「ナショナルデー」は、直訳すれば「国家の日」。

1971年12月16日、バーレーンがイギリスの保護国から独立したことを記念し、制定された記念日です。

中東・ペルシア湾のバーレーン島と周囲の島々で構成されているバーレーンは、1880年からイギリスの保護国となっていました。

12月16日【何の日】海外の記念日:戦勝記念日【バングラデシュ・インド】

バングラデシュとインドでは、12月16日は「戦勝記念日」です。

第三次印パ戦争において、パキスタン軍が降伏して戦争が終結した1971年12月16日を記念しています。

この日、パキスタンはバングラデシュの独立を承認しました。

印パ戦争(いんパせんそう)は、インドとパキスタンの間で行なわれた戦争のこと。

第一次(1947年)、第二次(1965年)、第三次(1971年)と、両国間ではこれまでに3度の戦争が行われている。

第一次と第二次はカシミール紛争の過程で、第三次はバングラデシュの独立に際して勃発した。

インド・パキスタン戦争とも表記する。

情報源: 印パ戦争 - Wikipedia

12月16日【何の日】日本の記念日一覧

12月16日・今日は何の日の文字イラスト

●電話創業の日
●紙の記念日
●フリーランスの日

●毎月16日の記念日
トロの日 十六茶の日

電話創業の日

古い電話機
古い時代の電話機のイメージ

12月16日は「電話創業の日」です。

1890年(明治23年)12月16日に日本で初の電話が開通したことが由来となっています。

日本初の電話の開通は、当時の東京市内~横浜市内の間でした。

電話が開通された当初の加入者数は、東京が155台・横浜が42台と、とても少なかったとされています。

当時の電話は電話交換局を経由して、交換手が回線をつなぐという人力によるシステムでした。

紙の記念日

トイレットペーパーが載ったショッピングカート

12月16日は「紙の記念日」です。

1875年(明治8年)12月16日、東京の王子の「抄紙(しょうし)会社」の工場が営業運転を始めたことを記念しています。

「抄紙会社」は王子製紙の前身となった会社です。

「抄紙会社」は実業家である渋沢栄一が大蔵省紙幣寮から民間企業として独立させたもので、洋紙を作る会社でした。

王子製紙は巨大製紙企業に発展しましたが、1949年(昭和24年)に解体され、苫小牧製紙・本州製紙・十條製紙の3社が後継会社となりました。

その後再編され、現在は王子ホールディングスと日本製紙となっています。

フリーランスの日

フリーランス・Freelanceと描かれた黒板のイラスト

12月16日は「フリーランスの日」です。

フリーランスの日は、クラウドソーシングサービスの「ランサーズ」を運営するランサーズ株式会社が制定した記念日です。

2008年(平成20年)12月16日にランサーズ株式会社がスタートしたことが由来となり、12月16日を記念日としています。

フリーランスとは、会社や組織に所属せずに、個人で仕事を請け負う働き方のことです。

フリーランスとして働く男性

フリーランスの語源は、中世ヨーロッパの兵士にあります。

中世ヨーロッパでは、傭兵団に所属せずに個人で契約して戦争に赴く人たちがいました。

この者たちは「フリーランサー」と呼ばれました。

ランサーはランス(槍)を持つ者のことです。

フリーは、「拘束されない」という意味で使われます。

中世ヨーロッパの兵士である「フリーランサー」が、現代で組織に属さずに働く状態のことを指す言葉となり、「フリーランス」と呼ばれるようになったとされています。

トロの日(毎月16日)

大トロの握り寿司のイラスト

16日の10と6を「とろ」と読む語呂合わせから、毎月16日がトロの日に制定されています。

かっぱ寿司の運営会社カッパ・クリエイト株式会社が制定した記念日です。

参考:トロの日:かっぱ寿司|回転寿司

十六茶の日(毎月16日)

十六茶を製造販売しているアサヒ飲料が制定した記念日。

十六茶という名前から、毎月16日が十六茶の日とされています。

「十六茶」|アサヒ飲料