【FX・為替】ドル円・ユーロ・ポンド・豪ドル2月20日~2月24日の値動き振り返り/チャート分析/相場観(2023年)
2023年2月20日㈪からの一週間の値動きや相場観を、随時記入していくスタイルの記事です。
先週の2月17日金曜日のNY時間は、ドル買いが反転。
ドル円は135.00到達から134円台前半に下落。
ポンドドルは、1.19台前半から買い戻されて1.20台ミドルで週末クローズ。
200日移動平均線、週足20MAのあたりから買い戻しが入っています。
松原ロキ&カツオです。
デイトレードをメインに取引しています。日足・4時間足・1時間足で環境認識、15分足でタイミングを取るスタイルです。ダウ理論・通貨相関・米ドルの強弱も判断基準にしています。カツオは当ブログの投資部門ナビゲーターです。
2月17日㈮クローズ時点での相場観
先週の2月17日金曜日のNY時間は、ドル買いが反転。
ドル円は135.00到達から134円台前半に下落。
ポンドドルは、1.19台前半から買い戻されて1.20台ミドルで週末クローズ。
200日移動平均線、週足20MAのあたりから買い戻しが入っています。
豪ドルも、200日移動平均線と週足20MAから買い戻しが入っているj状況です。
豪ドルは、日足でヘッドアンドショルダー(H&S)のパターンが形成されています。
2月16日㈭・2月17日㈮にネックラインを割り込みましたが、下に抜けきれずにいる状態です。
今週の注目|ポンドドル1.2000&豪ドル日足H&S
ポンドドルは1.2000の節目のレートでの攻防に注目です。
豪ドルは、「日足ヘッドアンドショルダー VS 日足200MA・上向きの週足20MAからの反発上昇」の攻防に注目しています。
2月20日㈪のドル円の値動き、アメリカ休場
2月20日㈪のドル円は、134.00付近~134.50の間で推移しました。
週明けオープンの134.10台から、午前中の10時台から11時台にかけて134.50まで上昇。
134.50+1時間足20MAに頭を抑えられて下降しました。
一時は134.00を割り込むこともありましたが、23時台からは上昇。
4時間の上昇トレンド継続中ということもあり、134円台をキープしています。
ユーロドルやポンドドル、豪ドルは、小動きでした。
アメリカが休日だったので、全体的に動きが小さいなぁという印象。
週末クローズとあんまり変わらないレートで推移しました。
個人的にもノートレでした。
- ポンドは1.2000を下抜けないで日足で十字線確定
- 豪ドルも日足陽線で確定
- ドル円も日足陽線で確定
2月21日㈫のFX・為替の値動き|英・PMIと米・PMI
2月21日㈫の値動きを振り返ります。
この日は、18時30分の英・PMIで、ポンドは動きましたね。
2月21日㈫18時台からのポンドドル
昼間から1.20台前半で推移していたポンドドルは、18時30分の前にちょこっとだけ1.2000を割り込みました。
しかーし、英・PMIの発表でズバコーンと上昇しました。
英・PMIは予想より強い数値で、ポンドが買われる展開に。
先週から注目していた1.2000での攻防は、「ひとまず上昇」という形になりました。
先週㈮・㈪と、1.2050の下で推移していましたが、1.2050は上抜け。
それどころか、1.2100にも到達しました。
ロングできれば良かったんですけど、ちょっとタジタジしたら1.20代後半に上昇してしまったので、見送りでした。
4時間足でも、戻り高値を上抜け&4時間20MA上抜けしました。
ポンド買いにつられて、ユーロドルや豪ドルなんかも上昇するかと思ったんですが、大局は下ということもあり、イマイチでした。
23時45分・米PMI
23時45分には、米・PMIの発表。
米・PMIも予想より強い数値でした。
これを受けて、NYオープン前に200ドルくらい下落していたダウ平均株価は、さらに下降の展開。
「米株売り・米ドル買いのリスクオフ」になるかと思いながら見ていましたが、ユーロドルは1.0650のキリ番を下抜けしきれず、反転上昇。
ポンドドルは、1.21台から1.20代後半へ下降しましたが、0時台はユーロドル・ポンドドル・豪ドルが上昇しました。
ポンドは、ロンドンフィックスに向けて上げてくるかなーという感じもありましたが、ユーロドルと豪ドルも結構動きましたね。
- 1.20台後半だったポンドドルは、1.2150付近まで上昇。
- ユーロドルも、1.0650をちょっと下抜けてから戻すと、1.0690台まで上昇
- 豪ドルも、0.6900手前まで上昇
米・PMIを受けて135円台に再突入したドル円は、135円台をキープできず。
米・PMIを受けて、米株売りへ
予想より強かった米・PMIを受け、ダウ平均株価はこの日、589ドル安。
ユーロドルや豪ドルは、0時台の上昇から下落しました。
ポンドドルも、1.2450手前で上げ止まり。
米株の動きに敏感な豪ドルは、日足で54ピプスの陰線が確定しました。
ユーロドルも陰線で日足が確定。
ポンドドルは英・PMIの影響もあって日足陽線でした。
ドル円は135円台前半で伸び悩み。
カナダドル・米ドルは大きい陽線で確定しました。
2月22日㈬のFX・為替の値動き
昼間は豪ドルが0.68台前半へ下落。
ユーロドルは1.0650台での推移。
ポンドドルは1.21台前半です。
ダウ平均株価が下がっていたので、昨夜は深夜1時台から豪ドルのショートが良かったですね。
後ろにUSDが付くドルストレートは、ポンドが単独で強い状況。
動き揃ってくれないと、個人的にはやりにくくてしょうがないです。
ユーロドルと豪ドルに関しては、下目線継続中ですが、ポンドドルはショートを打ちにくいですね。
午前10時00分|RBNZ(ニュージーランド)政策金利
午前10時に、RBNZ政策金利が発表されました。
予想通りの50bpの利上げでしたが、上げ幅は限定的。
NZDUSDは、0.62台前半で推移しています。
下目線のユーロドルと豪ドルに注目
ユーロドルと豪ドルは、下目線継続中です。
豪ドルは、2月20日月曜日の日足陽線を昨日の陰線確定で包み足の形。
豪ドルと逆相関のカナダドル・米ドル(USACAD)の値動きを見ながら、豪ドルを監視していきます。
日足200MAと0.6800のキリ番は意識されそうですね。
2月22日㈬ロンドン時間
17時のロンドンオープンからユーロドル、ポンドドルは下降。
ポンドは1.2100を切って、1.2070台ヘ。
ユーロドルは1.0650のキリ番を切ってきました。
ドル円は、134円台後半で推移。方向感がない感じです。
2月22日㈬NY時間
20時台に1.0620台まで下降していたユーロドルは、1.0650台まで戻してからの下降。
1時間足で下降トレンドが続いています。
朝方には1.0600付近まで下降しました。
ポンドドルは、1.2110台まで上を試してから下降。
0時台はロンドンフィックスに向けてドル買いの流れ。
前日からの「米株売り・米ドル買い」の流れが継続しています。
豪ドルは一時0.6800を切りました。
2月23日㈭のFX・為替相場の値動き
日本は天皇誕生日で祝日。
家族がお休みなので、個人的にもチャートに向き合う時間がとれない一日でした。
2月23日㈭のロンドン時間
ロンドン時間に、ユーロドルは1.0620台から下降して、1.0600を切ってきました。
1.0590あたりまで下がりましたが、19時台から1.06台に戻しています。
- 1.0600のキリ番を切る
- 1.0590まで下がる
- 1.06台に戻す
という流れでした。
ユーロドルがキリ番を下抜けていくときの、よくある流れですね。
今回は1.0590まで下がりましたが、90か80あたりから買い戻しがグワーッと入ることって、結構あります。
ポンドは17時台に1.2050を切って下降。
1.2010台まで下がりましたが、その買い戻されました。
2月23日㈭のNY時間:ドル円135円台キープならず
米GDP、個人支出の結果を受け、ドル買いの流れへ。
PCEコアが4.3%と予想の3.9%を上回ったことから全般ドル買いが先行しました。
PCEは、個人所得のこと。個人所得が増えると、消費も増えることになります。
価格の変動しやすい、エネルギーと食品を除いたものを「コア」と呼びますが、この日のPCEコアは+3.9%予想に対して+4.3%という結果となり、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを継続するとの観測が強まって米ドル買いとなりました。
ドル円は135.30台まで上昇しますが、23時台には上昇分を全戻し。
135.00を切り、下降していく展開となりました。
ユーロは再び1.0600を割り込んでいきましたが、1.0580付近まで。
ポンドは22時台からビコビコ上下してましたね。
1.2020台から1.2060台で上下し、0時台に下降。
1.2000まで下降しました。
んー、やっぱり1.2000は意識されますね。
豪ドルは0.6800のキリ番付近での推移。
2月24日㈮のFX・為替の値動き振り返り
今週は、これまでドル買いが進行してきました。
- ユーロドルは1.0700から下降中。
- ポンドは英・PMIで1.21台まで上昇するも、1.2000まで下降
- 豪ドルは、日足ヘッドアンドショルダー(三尊)のネックライン0.6850付近を下抜けて下降中
ポンドドルは1.2000を割り込んで週末クローズを迎えるかどうか注目です。
先週からずっと狙いは「ドル買い」。
- ユーロドルと豪ドルはショートを狙っていきます。
- ポンドドルは、1.2000での反発上昇もまだ考えられるので、様子見。
- ドル円は、135円台は上値が重そうなので、上目線だけど様子見です。
豪ドルは下目線なのですが、日足200MA(上のチャートだと水色のMA)が気になる・・・
金曜なので、エントリーするとしても短めかな?と思っています。
2月24日㈮も「ドル買い」進行
2月24日㈮も、ドル買いが進行。
20時台には、ドル円が135.30台の直近高値を上抜けし、135円台後半に上昇。
ポンドドルは1.2000を下抜けてきました。
ユーロは1.0600の下、豪ドルは前日安値の0.6783を下抜け。
2月24日㈮22時30分・PCEデフレーター
22時30分には、PCEデフレーターが発表されました。
PCEコア
予想 前年比+4.3%
結果 前年比+4.7%
コアデフレーターが前年比4.7%上昇と予想の4.3%を上回ったことで、ドル買いが進行。
PCEデフレーターとは、「個人消費支出価格指数」のこと。
個人消費支出⇒PCE
価格指数⇒デフレーター
米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を判断するうえで重視している指標でもあります。
価格変動が激しい食品・エネルギーを除いた指数は「コア」と呼びます。
「個人消費の上昇が続いている⇒インフレが収まっていない」ということですね。
米金利上昇で、ドル買いとなりました。
FRB高官の発言も、インフレ抑制のためのさらなる利上げについて言及がありました。
ジェファーソンFRB理事が「インフレに迅速かつ強力に対処する」と述べたほか、コリンズ米ボストン連銀総裁が「米インフレはなお高すぎる、インフレ抑制に向け一段の利上げが必要」との考えを示したことも相場の支援材料。情報源: NYマーケットダイジェスト・24日 インフレ指標上振れで金利上昇・株安・ドル高|為替ニュース|為替情報トレーダーズ・ウェブFX
ユーロは1.0530台へ下落。
ポンドドルは1.1950を割り込んで1.19台前半へ。
豪ドルも、0.67台後半から0.67台前半へ下降しました。
直近高値を上抜けて上昇していたドル円は、136円台に突入。
米株主要3指数(ダウ平均株価・ナスダック・S&P500)もそろって下降。
「米ドル買い・米ドル売りのリスクオフ」でした。
以上、2023年2月20日㈪~2月24日㈮までのFX・為替相場の値動きでした。
ディスクレーマー
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