小学生にとっては嬉しい夏休み。
ここ数年、公立小学校の夏休みが短縮される動きがあります。
自治体によって様々ですが、小学校の夏休みを1週間程短縮するところもあります。
今回は、小学校の夏休みが短縮される傾向にあることについて考えます。
※2020年は3月から5月の一斉休校がありました。授業時間確保のため、全国的に夏休みが大幅に短縮されます。
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目次
小学校の夏休みが短縮される動き。一週間ほど夏休みが短縮される
先日の記事:【2017全国版】小学校の夏休み期間まとめ。各都道府県いつからいつまでで全国の公立小学校の夏休み期間を調査していて知ったことなのですが、小学校の夏休みを短縮する自治体があります。
夏休み期間は全国でバラバラ。25日前後のところも、40日以上あるところもあります。
比較的涼しい地域は夏休みは短めです。
早いところはお盆過ぎに小学校の夏休みが終わり、太平洋側や近畿から西の地域などでは8月31日で夏休みが終わるところも多いです。
数年前から実施している市、今年から短縮する市、これから短縮する計画の市と様々ですが、8月31日に夏休みが終わる地域でも一週間程夏休み期間を短縮して8月24日までとする市がいくつもありました。
夏休み期間を決めるのは各自治体の教育委員会なので、各地バラツキがあります。
なぜ夏休みが短縮されるのか。授業時間確保とエアコン導入
なぜ夏休みが短縮されるのか、それは授業時間確保と、小学校の教室にエアコンが導入されたためです。
小学校の教室にエアコンが導入されれば、涼しい教室で授業ができます。
そして、学力向上のため・授業時間確保のために夏休みを短縮することが大きな理由です。
意見は様々。賛否両論ある。
小学生にとっては
残念極まりない
ことです。楽しい夏休みが一週間も短縮されるのですから。
まだ暑い中、学校に通わせなくてもイイんじゃないかという意見もあります。
親子のふれあいの時間を減らすことに難色を示す方もいます。
一方、共働きの親からすればありがたい部分もあります。
親が働いている間は学童保育にお子さんを預けるためにお弁当作りがあります。
夏休みの宿題や自由研究も見なければなりません。休みですから、子どもたちはお出かけもしたがります。
学校に行ってくれている方が親はラクですから、夏休みが早く終ることはありがたいという意見も多数あります。
先生方の残業時間削減にも
夏休みを短縮すると、授業の日数が増えます。
日数が増えた分、6時間目まである授業を5時間目までにして児童の下校時間を早くすると、先生方の終業時間も早くなります。
学校の先生も残業は当たり前。夜遅くでも学校の横を通ると職員室は明りがついています。
日常化している教職員の残業を減らすというところからも夏休みを短縮する動きがあるようです。
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夏休みの短縮が学力向上につながるのかは疑問
授業時間や授業日数を増やすことが学力向上につながるのか、正直、個人的には疑問です。
授業日数が多ければその市や都道府県の学力が高いとは言い切れなません。
私自身、授業日数が多い県で育ちましたが、県の学力は高くありません。
学習の内容の方がモノを言うと私自身は思いますけどね。
まとめ
授業時間確保のための小学校の夏休み短縮の動き。
子どもたちにとっては残念なことですが、これからこの動きは増えていくだろうと思います。
賛否ありますが、子どもたちにとって良いことなのか残念なことなのか…。
世の中の動きで、小学生の夏休みも変わっていきそうです。
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