子供を叱る時の理由とルールを決める。それを子供と話して決める。

2016年1月21日

子供を叱る時、ちゃんと理由とルールはありますか?

子育て中のみなさん、お疲れ様です。大変なこともありますが、お子さんと過ごす時間を楽しんでますか?

先日ある人と話していて、子供の話から子育ての話に。

「毎日ついつい怒っちゃうんです。大変ですっ!」と話すと、

「子供を叱るときに子供とルールというか、取り決めみたいのはあったほうが良いよ。」

と言われました。

子供が大きくなってきて、親が話すことがわかる・理解出来るようになったら、子供と話しをして、ルールがあると子供も叱られても納得しやすいとのこと。

まず、叱る理由を話す

理由とルールの話し合い
ちゃんとお子さんと話をしましょう

 

うちの上の子は6歳。大分しっかりしてきたなーと思いますが、まだまだ怒ってしまうことも多いです。

椅子やこたつの上に立ったり、おもちゃも遊んだら放ったらかし。

本やぬりえも放ったらかし。で、そのままテレビに夢中…。

まあ、怒りたくもなります。叱ると言っても強く言ってしまうこともしばしば。

最近は、なぜ叱るのかを説明するようにしていました。おもちゃをお片付けする理由。こたつの上に立ってはいけない理由。

お片付けをする理由は、
「遊んだおもちゃは元の場所に戻す。次に使うときにすぐ使えるよ。あれどこに置いたっけ?って探さなくて済むよ。」

ということと、
「散らかってたらお父さんもお母さんも踏んじゃうよ。おもちゃを踏まれて壊れてもいいの?」

ということを少しずつ話しています。

こたつの上に立ってはいけない理由は、
「ここはみんながご飯を食べたりご本を置いて読んだりする場所だよ。そこに登っていいの?ここはステージじゃないんだよ」
と話しています。

他にもちゃんと話すべき理由はあるかもしれないですが、今の所はこんな感じです。

理由だけでなく、ルールを決めておくと子供はなぜ叱られたのかわかりやすいと思います。

子供とのルールを子供と話して決める

お片付けは言われたらちゃんとやる。やらないと、お父さんは怒るよ。」
「こたつの上に立ったら怒るよ。」

ルールを破ったら叱る。子供にも「お父さんとのお約束が守れなかったから怒ったんだよ。」と一言。
これはあくまで我が家のルールの一部です。

一部と言っても、事細かに沢山有るわけではありません。
細かくルールを沢山作っても、全て守れる訳じゃないです。

だから、大事なことから少しずつ。話せば理解はしてくれます。でも、テレビに夢中になったり何かに気を取られたり。そんな時、子供はそのルールを忘れてしまいます。だから叱るのも少しずつ、理由とルールのことをお話しながら根気強くやっていこうと思っています。

親の機嫌や気分で言うことちがくない?子供は混乱するし、理不尽に思う。

会話の中で、もう一つ、大事なことを教えてもらいました。

「子供も、親の気分とか機嫌だけで怒られたらたまったもんじゃないよね。こないだ言ったことと、今日言ったことが違うと、そりゃ子供は理不尽に思うでしょ?」

「そのためにもルールがあると、お互いにとって良いよ。」

言われてハッとして反省しました。

これあるよ…。イライラしていたり疲れている時はどうしても強く叱ってしまう…。

良いことがあって、ルンルン気分の時は、まぁいいか…、OK!なんてなったり。
同じことを叱る際にも、機嫌が良い時には優しく注意して、機嫌が悪いと怒鳴ったり…。それじゃ、子供にとっては理不尽だし、「なんで今日はこんなに怒られるの?」と思って当然です。

子供に口うるさく言い聞かせることも大切なことですが、あまりに怒って怖さで従わせるだけになってしまうのは違います。

ちゃんとわかってもらうためにルールがあって理由があって、それを話してわかってもらう。親の都合だけで叱るのでは無く、子供がどう感じるかな?と少し考えてみることも大切だな、と私自身は思いました。

これを完璧になんてできないし、時には激しく叱ってしまいたくもなります。

怒る前に深呼吸して少し落ち着くのも一つのやり方かもしれないです。

お父さん(パパ)とお母さん(ママ)との間でも同じルールを持とう。

また、お父さん(パパ)とお母さん(ママ)との間でも同じルールがあるといいなと思います。

奥さんや旦那さんとの会話も大切ですね。お父さんが怒ったらお母さんは何も言わずに見ている。その逆も。二人で怒ったら子供は逃げ場が無いですから。片方が感情的になって子供を怒ったら、もう片方は子供を優しくなだめてあげる。これは我が家の夫婦間で以前からあるルールです。(たまに、二人で怒ってしまうこともありますけど…。)

少しずつ少しずつ話して伝えてわかってもらう

元気に走る子供たち。
理由とルール。少し話せばもうちょっとわかってくれて、子供が色々上手に出来るようになれば嬉しいな、と思っている今日このごろ。
叱られたり怒られたり褒められたり色々体験しながら大きくなるんですね。

その先日話しをした方は自分より一回り年上の方です。人生の先輩であり、お父さんとしても先輩です。
その方も、「色々悩んで本を読んだり考えたりした。」と言っていました。

みんな悩みながらやってるんですね。悩みながら試行錯誤して…。それで良いんだと思います。多分みんなそうして来ているんだと思います。

少しづつ、やって行きましょうね。

ちなみに、この話を奥さんにしたところ、「ダブルバインド」っていうのがあって…と教えてくれました。
理由やルール、親の機嫌や気分のこと、共通することが沢山あると思います。気になった方は検索してみて下さい。