【FX・為替】2月6日~2月10日の一週間値動き振り返り・相場観・チャート分析【2023】
2023年2月6日㈪から2月10日㈮のFX・為替の値動き振り返りと、相場観です。
随時更新していきます。
松原ロキ&カツオです。
デイトレードをメインに取引しています。日足・4時間足・1時間足で環境認識、15分足でタイミングを取るスタイルです。ダウ理論・通貨相関・米ドルの強弱も判断基準にしています。カツオは当ブログの投資部門ナビゲーターです。
2月6日㈪|14時時点での値動き振り返り・相場観
ドル円は窓開けスタート、132.50付近。
朝7時台に132.50付近から132.00を割り込み、朝8時台には131.50付近まで下降。
そこから9時55分の仲値に向けて上値トライ。132.36付近まで上昇したものの、さすがに高値更新せずに下降に転じました。
2月3日㈮の雇用統計から400ピプスほど上昇していたので、さすがに調整の動きが入るとイメージしていたものの、値動きが激しいですね。
急角度ですが、15分足でトレンドラインをひいて、トレンドライン切りから下降しています。
窓を埋め狙いでショート検討中。
雇用統計からの上昇にフィボナッチを当てると、
23.6%戻し⇒131.50付近
38.2%戻し⇒130.90付近
50%戻し⇒130.40付近
61.8%戻し⇒129.90付近
ドル円は日足下降チャネル上限を上抜けしています。
雇用統計から400ピプス以上の急上昇ですので、それなりに調整下降するとイメージしています。
ドル円は下降していますが。後ろにUSDがつくドルストレートは、豪ドルを中心に上昇中。
14時すぎのレート
- ユーロドルは1.0897
- ポンドドルは1.2061
- 豪ドル・米ドルは0.6941
- ドル円は131.65
15時で4時間足が確定し、欧州初動、ロンドンオープンの値動きを見たい所ですね。
ユーロドルは1.08に台回復したら、買い戻しが入りやすいかな?と思っています。
- ユーロは先週㈭の高値から250ピプス下降
- ポンドドルは先週㈭から360ピプス下降
- 豪ドルも先週㈭から260ピプス下降
- ドル円は先週金曜から400ピプスオーバーの上昇
フィボナッチをひいて、先週後半からの「ドル買い」が続くのかを見極めていきたいですね。
ユーロドル・ポンドドル・豪ドルはに関しては、アップトレンドが崩壊してます。週足ローソクを見ても、下降しそうな雰囲気。
ドル円も、日足下降チャネルを上抜けし、日足20MAの上へ。
今日のNY時間の値動きも注目しています。
2月6日㈪NY時間|0時台記入
ロンドンオープン後もドル円が進行。
ユーロは18時台に先週安値を下抜けました。
131円台に落ちていたドル円も、19時台には再び132円台にのせてきましたね。
23時30分のNYオープン後は、さらにドル買いが進んでいます。
- ドル円は132.70台
- カナダ・ドルは1.3463
- ユーロドルは1.0730付近
- ポンドドルは1.2010台
- 豪ドルは0.6880
ドルストレートの動きが揃っていますね。
ドルストレートの動きが揃っていましたね
米株主要3指数も、そろって下降しており、「ドル買い・株売り」のリスクオフとなっています。
今日は一旦、調整の動きが入るかと考えていましたが、ドル円は131円台後半から上昇。
ユーロドルなどの後ろにUSDがつく通貨ペアは、大した戻りもなく先週安値を更新しています。
ドル円の戻しは、先週金曜から今日の窓開け高値までの23.6%戻しまで。
朝8時台の安値を更新せずに、15分足ではソーサーボトムのような形で安値切り上げをしていって、132円台後半へ上昇しています(チャートでは赤い円弧の部分)。
個人的には、ドル円は38.2%戻しあたりまで下がったらロングしようかと思っていましたがそのまま上がって行ってしまい残念。
ユーロドルも1.08台に上がったら、1.0850を背にしてショートしようかな・・・といったプランを考えていましたが、そのまま安値更新の動きでした。
ユーロドルは1.0800で頭を抑えられて下降したことで、1時間レベルでは2段階の下降チャネルの下段に入っています。
1時間足でもダウントレンド継続中です。
2月7日㈫の値動き
2月7日㈫の注目指標
- 12時30分|RBA(オーストラリア準備銀行)政策金利発表
- 22時30分|米・貿易収支
- 26時40分|パウエルFRB議長の発言
など
2月7日㈬12時30分 RBA政策金利
2月7日㈬12時30分、RBA(オーストラリア準備銀行)の政策金利の発表。
結果は予想通りの25bpの利上げ。
昨夜、0.68台から0.69台に回復していた豪ドルは、0.6910台から0.6950付近まで上昇しました。
「今後数カ月の間にさらなる利上げが必要」との発言がありましが、そのまま上昇し続ける動きにはならず、0.6950付近で頭を抑えられています。
2月7日㈫17時~|ロンドンオープン
ロンドンオープンで、ガサッとドル買いが入りました。
- ユーロドルは1.0720台から1.0700へ
- ポンドドルは1.2020付近から1.1990付近へ下降
前日安値を更新して、更に下げるかと思いきや、反転上昇。
- ユーロドルは1.0700のキリ番から反発して1.0733へ上昇
- ポンドドルは1.20台に戻して1.2040付近まで上昇
- ドル円は、132.20台から131円台後半へ下落
ユーロドルとポンドドルは、ショートを刈り取るような値動きでした。
ドル円も、上に行くかと見せかけてズコーンと下げましたね。
一旦、ドル売りのフローが出ましたが、その後は先週からの流れが続き、ユーロドルとポンドドルは下降していきました。
ユーロドルは1.07を切り、1.06台へ。
ポンドドルは1.20を切っています。
2月7日㈫ 0時台~ロンドンフィックス~
0時台から深夜1時のロンドンフィックスに向けては、ドル売りのフローでした。
ポンドドルが1.20台に回復すると、ユーロドルや豪ドルも上昇。
ドル円は大きく売られましたね。
0時台だけを見ても、132円台から131.20台へ下降しています。ほんとに、今のドル円のボラはスゴイですね。
2月7日㈫・深夜2時40分|パウエルFRB議長の発言
深夜2時40分からは、パウエルFRB議長の発言(インタビュー)がありました。
「2023年はインフレが大幅に鈍化する年になる見通し」の発言でドル売り。
- ユーロドル|1.0690台⇒1.0760台へ上昇
- ポンドドル|1.2000付近⇒1.2090台へ
- 豪ドル|0.6920付近⇒0.6980台へ
- ドル円|131円台前半⇒130.50へ下降
サプライズだった雇用統計の数字などにも触れ、「好調な労働市場や高インフレ示すデータが続けば、織り込み済み以上の利上げが必要になる可能性がある」という発言をすると、一転してドル買い。
ドルストレートはどの通貨ペアも、パウエルさんの発言前の水準まで全戻しでした。
その後、米株指数は下がらずに上昇し、主要3指数は揃って日足陽線となりました。
2月7日㈫の日足確定
米株買い・ドル売りとなり、
- ユーロドル・ポンドドル・豪ドル⇒日足陽線確定
- ドル円⇒157ピプスの陰線で日足確定
政策金利で追加利上げを示唆した豪ドルは75ピプスの陽線で、前日の陰線を包み足の形で確定しました。
ドル円は、6日㈪の日足陽線の上昇分を全部戻し。下へ包み足の形となりました。
月曜の窓埋め完了。
2月8日㈬の値動き
2月7日㈬の値動き振り返りです。
ロンドンオープン前に、ポンドドルが1.20台ミドルから急上昇。
17時前に1.2100に到達。
それに伴い、ユーロドルや豪ドルも上昇、ドル円は下降してしてロンドンオープンを迎えました。
ポンドや豪ドルは、4時間戻り高値を一旦上抜けて、4時間ダウントレンドは崩壊。
2月初めからの大きな下落からの反発がありそうな雰囲気でしたが、ポンドドルはタイミングが合わずにエントリーできず。
ロンドンオープン~
ロンドンオープンからは、ポンドドルは1.2100の下で揉み合い。
ユーロは1.0750付近での揉み合いでした。
ドル円は16時台に131.00を切りました。
1時間足で切り上げラインを下抜けしたので131.90台でショートしてみましたが、前日安値は抜けずに130.60付近から戻ってしまって建値決済。
前日安値の130.60付近は、2月3日㈮の上昇の50%戻しなんですよね。
押し目買いが入るポイントでした。
22時~4時間足確定~NY時間
下がらなかったドル円は、21時台に
- 15分足・ダブルボトム形成からの上抜け
- 131円台回復
の動きから上昇。
ポンドは夕方高値1.2110を試すものの上抜けせずに反落。
ユーロドルは1.0750&4時間切り下げラインで頭を抑えられて下降。
ドル円は131.00の下に損切りを置いてロングエントリーしました。
ポンドドルは1.2100台に載せて上昇していかないかなーと思って、一旦ロングしてましたが、ドル円の上昇を見て損切りしました。
23時で4時間足が確定
23時で4時間足(19時-23時)が確定。
- ユーロドル4時間足陰線確定
- ポンドドル4時間足陰線確定
- ドル円4時間足・陽線確定
ユーロドルは4時間足切り下げライン&4時間20MAで頭を抑えらました。
ドル円は131.50付近まで上昇。131.50手前でロングは利確。
ユーロドルは1.0710台付近まで下降。
ポンドドルも、揉み合いから15分レベルではレンジ下抜け。
ポンドドルに関しては、「4時間足ダウントレンド崩壊・4時間足20MAを上抜け」の状態だったので、正直下がりそうだけど下がりきらないかな?と見ていました。
ポンドドルはちょこっとショートしました
0時台からポンドドルとユーロドルは下がらずに反発。
ドル円は、131.52までの上昇でした。
ロンドンフィックスを見届けて就寝。
2月9日㈭の値動き
ここからは、2月9日㈭の値動きを振り返ります。
午前中のドル円は上昇、131.80まで上昇しました。
そこから下がっていたドル円は14時台に乱高下(日銀総裁関連のヘッドラインが原因)。
ポンドはロンドンオープン前に1.2100に到達しています。
ポンドドルとNZドルが上昇強め。
2月9日の注目指標
- 16時:ドイツCPI
- 18時45分:ベイリーBOE総裁の発言
- 22時30分:新規失業保険申請件数
2月9日㈭16時00分 ドイツCPI
【指標】1月独CPI速報値(前年比)+8.7%、予想 +8.9%ほか
2023/02/09 16:001月独消費者物価指数(CPI)速報値(前月比)+1.0%、予想 +0.8%
1月独CPI速報値(前年比)〔予想 +8.9%〕 (前回発表値 +8.6%)
【指標】1月独CPI速報値(前年比)+8.7%、予想 +8.9%ほか|トレーダーズ・ウェブFX
1月独CPI速報値(前月比)〔予想 +0.8%〕 (前回発表値 -0.8%)
ドイツCPIを受け、ユーロドルは1.0740台から1.0725まで下降。
でもすぐ戻しています。
ロンドンオープン前に、ポンドドルは1.21台へ。
2月9日㈭ ロンドンオープンから
ロンドンオープンからはドル売り。
ポンドドルが1.21台に回復して上昇。
ユーロドルは1.0750のキリ番を上抜け。
オセアニア通貨も上昇。
ドル円は17時台に131.00を下に抜けてました。
19時に。4時間足ではユーロドル、ポンドドル、オセアニア通貨も陽線確定。
ユーロドル、ポンドドルは20時台の1時間足は陰線確定。それも押し目。
21時台、22時台も上昇の動きでした。
ポンドに関しては、BOEメンバーのタカ派発言もあって、ポンド買いが進行。
ロンドンオープン前からの米ドル売りが続きました。
ドル円は、130円台へ下降。
日足20MAと4時間20MAに挟まれて、レンジの動きとなっています。
2月9日㈭23時~NY時間
1.0791まで上昇したユーロドル、1.2190台まで上昇したポンドドルは、23時台に1時間足が陰線で確定すると、反転下降。
NY時間には、下降していた米長期金利が上昇し、ロンドン前からのドル売りが終わって反転。
ユーロドル、ポンドドルは下降。ドル円は上昇。
1時間足で見ても、ユーロドルとポンドドルは朝方まで陰線続き。
ドル円は1時間足で陽線が続き、131円台中盤へ上昇しました。
米株主要3指数は下降。NY時間から「株売り・ドル買い」のリスクオフでしたね。ドルストレートの動きも揃っていて、「株売り・ドル買い」がハッキリしていました。
個人的には、2月9日㈭の夕方からは予定があって、ちょこちょこレートチェックするくらいでエントリーはできず。
2月10日㈮
前日はNY時間にドル買いがしっかり入り、ユーロドルやポンドドル、オセアニア通貨も、上昇すれば売られる展開が予想されますね。
16時台 日銀総裁のヘッドラインでドル円は急落(乱高下しながら)
16時台、ドル円が急落。
日銀の新総裁に、植田和男氏が起用されるとのヘッドラインで急下降。
私、植田和男氏のことを存じておりませんでしたが、円高寄りな方みたいですね。
131円台中盤だったドル円は130円台へ。
2月10日㈮ロンドンオープン~
17時ごろには130.00を切りますが、129円台から130円台に回復するといっきに130.50付近まで上昇。
ドル円が下降している間、後ろにUSDが付く通貨ペアは買われていましたが、ドル円が買い戻されてドル買いの流れへ。
1.0750付近まで上昇したユーロドルは、19時台には1.0700を切りました。
ポンドドルは一時1.2100切り。
ドル円は18時台に131.40付近まで上昇。
16時過ぎからエグい動きしてます。
リアルタイムでレートを見てると、スゴイ動きしてますよね。ボラが高すぎ!
ドル円の乱高下で他通貨もやりにくい感じでした。
ドル円の乱高下に惑わされている間に、ドル買いが進行しています。
21時台、ユーロドルは1.0700のキリ番を切ってきました。
4時間足を見ると、ユーロは先週安値を更新してもおかしくないくらい、弱い形。
ポンドはサポートになりやすい4時間足20MAまで下がってきました。
金曜のNY時間はあまりトレードしませんが、大きな流れが変わるかどうかは確認します。
ディスクレーマー
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