映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』感想・レビュー。歴代No.1の評判は伊達じゃない
2016年12月に公開された『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』。
2017年4月になって配信スタート、DVD,BlurayなどセットになったMovieNEXも発売されました。
遅まきながら、ゴールデンウィーク中のスター・ウォーズの日に、アマゾンプライムにてレンタル視聴しました。
ネタバレありの感想などを綴りたいと思います。
- 1. 映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のあらすじ・キャスト
- 2. 『スター・ウォーズ/新たなる希望』エピソード4を観てから『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を観たほうがいいかも
- 3. スターウォーズの世界なんだけど、すごく新鮮に感じる
- 4. 父と子の関係は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でも描かれる
- 5. 惑星スカリフ。ビーチでの戦闘シーン
- 6. ベイダー降臨。ゾクゾクするくらいの恐さ
- 7. 映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』総評:★4.5。歴代スター・ウォーズNo.1と呼ばれるのは伊達じゃない
- 8. 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を観たらエピソード4を観たくなる→旧三部作、全部観返したくなる
映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のあらすじ・キャスト
ローグ・ワンはスターウォーズのスピンオフ第一弾。
エピソード4でR2-D2が持っていたデス・スターの設計図。エピソード4/新たなる希望の直前のストーリーです。
そのデス・スターの設計図を盗んだ反乱軍のスパイチームの物語が『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』となります。
ローグ・ワンのあらすじをアマゾンのプライム・ビデオのあらすじから。
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の直前を描く、もうひとつの物語が誕生。 銀河を脅かす、帝国軍の究極兵器デス・スター。その設計図を奪うため、名もなき戦士による反乱軍の極秘チーム<ロ―グ・ワン>に加わった女戦士ジンは、個性的な仲間とともに不可能なミッションに立ち向かう!『エピソード4』の冒頭でレイア姫がR2-D2に託したデス・スターの設計図は、いかにして入手されたのか?そこには、わずかな希望をつなぐために命を懸けた反乱軍戦士たちの、誇り高き感動のドラマが隠されていた…。
引用元: ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー (字幕版)をAmazonビデオ-プライム・ビデオで
監督:ギャレス・エドワーズ
ジン:フェリシティ・ジョーンズ
キャプテン(キャシアン・アンドー):ディエゴ・ルナ
チアルート:ドニー・イェン
ベイズ・マルバス:チアン・ウェン
K-2SO:アラン・テュディック
監督のギャレス・エドワーズは『GODZILLA ゴジラ』(2014年)の監督です。
『スター・ウォーズ/新たなる希望』エピソード4を観てから『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を観たほうがいいかも
ローグ・ワンは『エピソード4/新たなる希望』の直前の物語です。
エピソード4の内容を知っていないと、訳が分からないことになります。
スター・ウォーズシリーズを小さいときから観てきた世代も、エピソード4の内容がうろ覚えになっているなら、あらすじだけでも見返すべきです。
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そのほうが絶対楽しめます。
スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望-Wikipediaで確認してからでも良いと思います。
スターウォーズの世界なんだけど、すごく新鮮に感じる
ローグ・ワンはスターウォーズのスピンオフ。
スターウォーズの世界なんだけれども、ジェダイは登場しない。
ライトセーバーでやりあう場面もありません。
登場人物は皆、フォースを持たない普通の人間です。
ジェダイでないけれど、みんな脅威の戦闘能力を持っています。
主人公ジン、チアルートの強さは異常なくらい強い。
ライトセーバーはなくてもストームトルーパーをバッタバッタ倒していく場面は好きです。
スターウォーズでのアクションシーンってすごく新鮮。良かった。
父と子の関係は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でも描かれる
スターウォーズの旧三部作と呼ばれるエピソード4・5・6ではルークとダースベイダーの父と子の関係が描かれていました。
ローグ・ワンでは主人公ジンと父親との関係がストーリーの重要な部分を担っています。
ジンのお父ちゃんはデス・スターの兵器の開発者。
不本意ながらも帝国軍に属しています。
ローグ・ワンでも父親が帝国軍。
親と子の関係が描かれている話って、結局感情移入しちゃうんですよね…。
惑星スカリフ。ビーチでの戦闘シーン
デス・スターの設計図を奪うため、惑星スカリフに乗り込むチームローグ・ワン。
今までのスター・ウォーズでビーチなんて出てこなかったと思うんだけど、これがまた心に残る映像です。
青い空、青い海、白いビーチ。
x-wingが飛び、全地形用装甲歩行兵器(AT-AT)が闊歩する。
スター・ウォーズ AT-AT 1/144スケール プラモデル | ||||
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たまらん。イイ。
スピン・オフだからこそ今までのスター・ウォーズとは少し違った雰囲気の映像が多かったのか、そんな気もしますが、それがまた新鮮に映るんですなあ。
ここからラストに向かって切なさが募ります。
ジンとキャプテンが手を取り合って爆発に飲み込まれていくシーンは20年位前の映画『ディープ・インパクト』を思い出しました。
ベイダー降臨。ゾクゾクするくらいの恐さ
奪われた設計図を取り返しにダースベイダーが反乱軍の船に乗り込もうとするシーン。
ゾクゾクしました。
赤いライトセーバーを持ったベイダー。
ベイダーが兵士たちをなぎ倒しながらズンズン突き進むところは鳥肌が立ちます。
ローグ・ワンで登場する唯一のフォースの使い手。その無双っぷりが強烈に残るシーンです。
こういうところは監督の力によるところが大きいのかな?
ベイダーのシーン・惑星スカリフのシーンはこの映画の中でもインパクトありましたね。
映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』総評:★4.5。歴代スター・ウォーズNo.1と呼ばれるのは伊達じゃない
『ローグ・ワン』は歴代スター・ウォーズ映画の中でもNo.1と呼ぶ声がありますが、それは同意見。
スピン・オフということもあり、ストーリーも映像も今までのスター・ウォーズとちょっと違う部分が良かったと感じてます。
旧三部作が好きな自分にとってはエピソード4の直前の話だったのもハマった要因の一つですね。
最後はわかっていても切なくて、泣けます。
エピソード7/フォースの覚醒では、映像のスケールの大きさはすごかった気がしますが、旧三部作を意識しているシーンがかなりありました。それが多すぎて逆にしっくりこないところがあったんです。
ローグ・ワンは、フォースの覚醒でのそういったフラストレーションがなくて、新鮮に感じることができました。
★は5点満点で4.5。
ハン・ソロのスピン・オフは2018年公開。
今後の映画にも期待したいです。
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『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を観たらエピソード4を観たくなる→旧三部作、全部観返したくなる
ローグ・ワンを観て、しばしその切なさに酔う。
最後にレイア姫も出てきて「HOPE」なんてセリフをおっしゃるのです。
希望。
そりゃ『エピソード4/新たなる希望』観たくなりますわ。
エピソード4を観たらそりゃ『エピソード5/帝国の逆襲』も観たくなります。で、『エピソード6/ジェダイの帰還』までイッテしまいます。
ローグ・ワンを見ることで、旧三部作を全部見返したくなるという戦略に私はずっぽりハマりました。
それだけローグ・ワンが良かったということでしょう。
それではまた。
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