未来への恐怖との向き合って、不安を減らすこと、解消すること。

2016年1月10日

不安で涙

みなさん、不安なことはありますか?

お金に対する不安。仕事に対する不安。生活の中での不安。

みんなそれぞれ何かしら不安なことはあると思います。

不安なことにとらわれて日々過ごすことは辛くて悲しいことです。

不安とはどういうものなのか、不安との向き合い方について考えみます。

不安とはこれからのことを悲観的に予測すること。未来への恐怖。

不安とはどういったものなのか、改めて考えてみますと、これから起きること、将来のことに対してネガティブに考えることです。

そこで、不安についてこう定義します。
不安とは「これからのことを悲観的に予測すること。未来への恐怖。」

例えばお金。「お金が無くなったら困るなぁ。生活できないな。」
例えば仕事。「明日のプレゼン、失敗したらどうしよう。」

これから先の未来のことを考えて、「こうなったらどうしよう」、「こうなったら困る」という怖さを感じたら、それが不安になります。

これから起きることを想像して、自分の身に対して恐怖を感じることです。
ですから、不安とは「未来への恐怖」ということです。

不安は自分自身が勝手に作り出す未来への悲観的な幻想

これから先の未来は誰にもわかりません。予測して、結果が予測通りだったとしてもそれはただ結果です。良い結果を予測してそのとおりになることもありますよね。
良くない結果を予測することもあります。それは「不安」です。

未来を予測するのは私たちそれぞれ個人。自分自身です。過去の経験や思い込みがあって、自分自身でそれを元に未来を予測して、恐怖を作り出しています

不安はあなた自身が勝手にあなた自身の中に作り出す未来への悲観的な幻想や妄想です。
自分自身が作り出すものです。

不安に押しつぶされそうなときは、あなた自身が悲観的な未来を想像して恐怖を感じる幻想を作り、妄想をして、怯えてるだけです。

自分自身で自分を苦しめていることになります。

必要以上に恐れる必要は無いのです。
辛い・苦しい・悲しい

不安が強いときは紙に書く。可視化して、客観的に考える。

1.まず紙に書く

強い不安を感じてどうしようもない時はまず紙に書くこと。不安なことを紙に書き出します。細かく書けるなら事細かに書いてください。不安なことを紙に書いて吐き出してください。

2.不安に対して「じゃあどうする?」という問いかけをしてみる

吐き出した不安なことにじゃあどうする?」と問いかけてみてください。何か思うことがあると思います。「それじゃあ、こうしよう」と思うことが出てくると思います。もし出てこなければ、誰かに同じことを相談されたと思って考えてみてください。なにかあるはずです。それが、不安に対する対策になります。

その「じゃあどうしよう?」と考えて思いついたことも一緒にその紙に書いて下さい。

不安なことを書いて、その不安を減らすための対処する方法を考えて書く。

不安を減らすための方法が少しでもあれば、それだけで気持ちが楽になります。

紙に書いて文字として見ることで、客観的に、第三者的視点で考えることがしやすくなります。

そして、その対策をしていけば不安は減っていくはずです。

未来への恐怖に向き合い、今を見つめて頑張る。

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先のことばかり考えて自ら不安を強くしていくよりも、今の現状をしっかりと自分で見つめて把握して、動いてください。
今出来ることを精一杯やってみてください。今の瞬間の積み重ねがこれから先の未来につながって行きます。

不安なことだらけで苦しくなるのなら、その不安を少しでも打ち消すために一歩踏み出して動き出しましょう。

不安は自分が作った幻想や妄想であることを忘れないでください。

そして辛い時は周りの人に頼ってください。

辛い・苦しい・悲しいといった感情が強ければ不安はドンドン強くなります。
ネガティブな感情が強いときは不安も強くなります。

そんな時はそんなネガティブな感情を吐き出して欲しいと思います。

誰か話を聞いてくれる人に話したり。話せる人がいなければ紙に書いたり日記に書いたり。

辛い・苦しい・悲しいという感情を吐き出しせば少し楽になれます。
そこでその辛い・苦しい・悲しい現状をどうすれば改善出来るのか、じゃあどうしようかと前向きに考えて、少しずつでも変えていければそこで不安は少し弱くなります。

不安でどうしよう?どうしよう?と考えてばかりいると深みにハマって行きます。

自分の経験上、頭の中だけで考えているとあまり良い方には向きません。話をしたり紙や日記に書いて、不安なことが明確化したときに不安を解消するための案を考えます。じゃあどうしよう?と考えて、深みにはまっていくのをストップさせます。

簡単に出来ることですが、実体験として効果はかなりあります。

ぜひ試してみて下さい。

不安は焦りを生み、焦りがその不安や恐怖を大きくします。焦りが生み出すイライラで、自分自身や周りが見えなくなります。本当に大切なことさえ見えなくなってしまいます。

誰にでも不安はありますが、怖がりすぎずに不安と向き合っていくことが大切です。