インスタ映えのブームはいつまで?インスタ蝿(ばえ)を冷めた目で見る人も多い

2017年11月8日

世界の利用者数が8億を超えたインスタグラム。

インスタ映え」という言葉を良く耳にします。

2017年の流行語大賞は「インスタ映え」と「忖度(そんたく)」でしたね。

最近はテレビの情報番組でもインスタ映えする商品を紹介しているのをよくみます。

このインスタ映えブーム、いつまでつづくのでしょうか。

インスタ映え第一主義のご時世

スマホで撮影している様子最近良く聞く「インスタ映え」という言葉。

新製品やイベントなども「いかにインスタ映えするか」ということが重要視されています。

インスタ映えとは?

写真共有サービス・SNSの「Instgram」(インスタグラム)に写真をアップロードして公開した際にひときわ映える、見栄えが良い、という意味で用いられる表現。インスタグラムを念頭において写真写りが良いと述べる言い方。

情報源: インスタ映えとは - 日本語表現辞典 Weblio辞書

インスタ映えすることが重要視されるということは、

見栄えが一番

ということ。

いかにインスタ映えするか、いかに見栄えが良いかということに成功の鍵があるわけです。

インスタ映え第一主義のご時世ですが、今年(2017年)の夏からはインスタ蝿(ばえ)という言葉も使われるようになっています。

インスタ蝿(ばえ)・#インスタバエ

インスタ蝿(ばえ)とは、インスタグラムにインスタ映えする写真を投稿することに熱心な人たちをからかった言葉です。

今年の夏頃から使われているようです。

 「インスタバエ(蝿)」。いまインターネット上で、こんな言葉が流行の兆しを見せている。    「インスタ映え」と害虫のハエを掛け合わせた造語で、主にインスタグラム用に「おしゃれ」な写真を撮ろうと躍起になる若者を揶揄する意味で使われているようだ。ネット上には、「インスタバエはパンケーキに大量発生するらしい」といった書き込みが数多く出ている。

情報源: インスタバエ(蝿)がブンブンたかる 「インスタ映え」派を強烈揶揄の新語 : J-CASTニュース

強烈な比喩(汗)。だけど、うまい表現。

インスタグラムに投稿する写真を撮影するためだけに商品を購入して、撮影後に破棄するということもありました。

お店で商品を購入しないで写真だけ撮って帰っていく人もいます。

観光地でもマナーの悪い撮影の過熱ぶりが問題視されているます。

参考:「インスタ映え」流行の影では問題も|Infoseekニュース

インスタ映え第一主義のこのブーム冷ややかにみている人たちも多くなってきているということです。

インスタ映えする写真を撮影するためのマナーの悪さは個人的にもどうかと思います。

インスタバエをネタにする人も

逆に「インスタバエ」をネタとしてハッシュタグをつけて投稿している人もいます。

2017年11月7日夕方時点、インスタグラムで「#インスタバエ」をつけた投稿数は11,882件。

面白がってネタにしている人も多いですね。

インスタ映えブームはいつまで?

観光地でスマホ撮影

20代~30代の女性の支持で利用数が伸びたと言われるインスタグラム

企業や飲食店もインスタ映えする商品を世の中に出そうとやっきになっていることでしょう。

しかし、過熱しすぎているインスタ映えブーム冷めた目で見ている人もいるのも事実。

 

過熱しすぎたブームは一気に冷める可能性もあります

 

インスタ映え第一主義はしばらくは続くのでしょうが、2018年の秋頃には違うブームが流れを作って「インスタ映え」という言葉を耳にすることはなくなるかもしれません。

 

インスタグラムに投稿されてる写真はキレイなものが多いので個人的にも好きなSNS。

インスタグラム自体は定番SNSという地位を確保して、これからも多くの人に利用されていくでしょう。

ただ、見栄えのいい写真を投稿するためにマナー違反や過剰な盛り方をするのは止めて欲しい。そう願います。