【サッカーW杯】ポーランド戦終盤時間稼ぎの「パス回し」は批判するべきことではない

サッカーワールドカップロシア大会2018。

日本代表のグループステージ第3戦ポーランド戦での終盤の「時間稼ぎのパス回し」に批判・肯定の様々な意見があり、物議を醸しています。

海外メディアからは痛烈な批判もありますし、国内でも批判的な意見があります。

一方、「クレバーな戦術」・「あの場面で時間稼ぎするのは普通のこと」と肯定する意見もあります。

「他力に頼った美しくないグループステージ突破」と見ている方も多いですし、セネガルがゴールした時点でグループリーグ敗退になるリスクを背負っての戦術です。

賛否両論あって当然。

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終盤の「時間稼ぎのパス回し」は批判する必要なし

サッカーワールドカップのイメージ画像

個人的な考えを述べさせていただくと、終盤の「時間稼ぎのパス回し」には肯定派です。

正確に言うと、「批判する必要がない」ということです。

「時間稼ぎのパス回し」をしたのはサッカーの歴史の中で日本代表が今回初めてやったことではありません。4月のサッカー女子日本代表の試合でも「時間稼ぎのパス回し」はありました。

「時間稼ぎのパス回し」は戦術の一つです。

スポーツマンシップに反すると言うのなら、積極的にボールを奪いに来なかったポーランド代表も批判されるべきです。

リスクを伴う戦術で、試合を見ていて驚きました。しかし、西野監督の「不本意ながら」という言葉と、長谷部の「見てくださってる方はもどかしい内容だったかもしれないけど、これが勝負の世界なんで」という試合後の言葉に尽きる気がします。

西野監督が勝負に出て「グループステージ突破」という結果を追い求めた上での判断。

グループ内でランキング最下位の日本代表がグループステージを突破したという事実は賞賛すべきことです。

散り際の美しさを美学とするのは否定しませんが、結果がともなわなければ結局批判されます。

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試合会場でのブーイング

試合会場ではブーイングが起きていました。試合を見ている観客の皆さんにとっては面白くない最後だったでしょう。

ブーイングも当然のこと。

スタジアムで見ていた観客の多くはおそらく地元のロシアの方たち。パス回しだけになってしまったら面白くもありません。

海外メディアの批判

海外メディアでは、日本代表の「時間稼ぎのパス回し」に対して批判の声が上がっています。

これ、自分の国の代表がやったらどうなんでしょう?その国のメディアは自分の国のサッカー代表チームを酷評するのでしょうか?

むしろ賞賛するのではないでしょうか?

サッカーの強豪国の代表チームが「時間稼ぎのパス回し」をしたら、「当然のこと」として扱われるかもしれません。他の国からは批判の声も上がるでしょう。

お互い様です。

日本代表がこのような戦術を取ったのは今までなかったことですが、サッカーの戦術として「時間稼ぎのパス回し」をするのはそんなに珍しいことではありません。
むしろサッカー強豪国が当然として今までやってきた戦術です。

「時間稼ぎのパス回し」はルール上問題ない

サッカーボールの画像

「時間稼ぎのパス回し」をしたらルール違反というのは聞いたことありません。

あくまで戦術の一つ。

フェアプレーポイントでの差で順位が決定されましたが、このルールを採用したのはFIFAです。

日本代表の「時間稼ぎのパス回し」の戦術はルール上なんの問題も無いはず。

「時間稼ぎのパス回し」がフェアじゃないなら、野球の敬遠も、陸上短距離でゴール手前で力を抜いて流すことはどうなんでしょうか。

なでしこジャパンだって当然のこととして「時間稼ぎのパス回し」やってる

サッカー女子日本代表なでしこジャパンでも当然のこととして「時間稼ぎのパス回し」はあります。

4月のアジアカップの1次リーグのオーストラリア戦。

お互いに引き分けでも準決勝進出とワールドカップ出場が決定する試合。その終盤でも時間稼ぎでパス回ししてました。

結果、オーストラリアと日本は引き分けて、お互いにアジアカップ準決勝進出とワールドカップの出場権を得ました

これも賛否両論ありましたが、当然の戦術として行われていました。

最後に

サッカーの試合終盤での「時間稼ぎのパス回し」。

今回のワールドカップロシア大会で日本代表がこの戦術をとったことで批判もされていますが、特に珍しい戦術ではありませんし、今まで他のチームもやってきたことです。

海外のメディアもボロクソに批判しますが、お互いさま。

結果として、日本はグループステージを突破してベスト16に名を連ねました。

「グループステージ敗退」と「グループステージ突破ベスト16進出」では大きな違いです。

賛否両論ありますが、あなたはどう思いますか?

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